ノブユキ番外編

かつては1週間の個人的収穫を振り返るブログでした。現在は不定期で更新中。

検証・なぜ私はラフ&ミュージックを見下してしまったのか

この度は「FNSラフ&ミュージック」第1夜放送中に番組を見下すツイートを投稿し、Twitterのタイムラインを騒然とさせてフォロワーさんを巻き込んでしまったことを深くお詫び申し上げます。この記事では、今後そのような事態を再び起こさないために、番組を見下すツイートを投稿した経緯と原因を検証します。

番組について

「FNSラフ&ミュージック ~歌と笑いの祭典~」(以下、ラフミュー)は2021年8月28日・29日にフジテレビ系列で合計約9時間にわたり生放送された大型特番です。

 

主な出演者は松本人志さん、中居正広さん、ナインティナイン、千鳥、アンタッチャブル浜崎あゆみさん、中島美嘉さん、さだまさしさん、西川貴教さんと豪華な面々。第1夜でネタを披露した爆笑問題と松本さんの共演は大きな反響を呼びました。

 

フジテレビの生バラエティ特有のワチャワチャした空気が感じられてとても良かったのに、なぜ私は番組を見下すツイートをしたのでしょうか。

 

経緯

※日付はすべて2021年8月28日。敬称略。

 

18時30分、番組スタート。この時は小ぢんまりとしたスタジオ(後にお笑い、歌、トークでセットを分けていることが判明)や、トップバッターとして漫才を披露した千鳥の大悟の髪が伸びてることに笑いながら反応。しかし、観客の笑い声や布マスクにプリントされた笑顔のイラストにイラッ。

 

19時前霜降り明星の漫才の後に乃木坂46が楽曲を披露。"歌と笑いの祭典"とはいえ、今までにない構成に戸惑い。その後のトークゾーンで話されたことが面白いと感じず、他の出演者に圧倒されて全く喋れない総合司会の新人アナウンサー3人が不憫に思えてきた。

 

19時頃ロバート秋山による中継コント。アーティストの"取り巻き"を演じていたが、そこにいた周りのスタッフ役の人々が密になっていたのが気になり、番組への不信感が次第に高くなっていった。

 

19時半頃、ロッチのコント中に中岡が好きな森高千里がサプライズで登場するくだり。その時披露された更衣室のコントを一緒に見ていた両親に全くウケず不穏な空気が流れる。

 

そして例のツイートを投稿。ラフミューの視聴を離脱しチャンネルを変える。

 

20時頃NHKパラリンピック中継などを見て過ごすなか、ラフミューではどぶろっくとIMY(山崎育三郎、尾上松也城田優)のコラボで「大きなイチモツをください」を披露。TLは大きな盛り上がりを見せ、離脱した自分は絶望的な気分に。

 

21時頃、夕食後の洗い物を済ませ、試しにラフミューを再び見る。翌日に出演するゲストを生電話でブッキングする「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングを彷彿とさせる企画だったので視聴再開。松本人志の電話の相手が内村光良だったことが判明するとTLはこれまでにない盛り上がりを見せる。20時頃よりも絶望的な気持ちになると同時に、ラフミュー面白いから実況に復帰したいという思いが生まれる。しかし、あれだけ盛り下がるツイートをしてしまった以上しれっと復帰するのはダサい。

 

21時半頃、ラフミューのTwitter実況に復帰してもいいかフォロワーに問うために5分間のアンケートを実施。結果、約77%が「OK」に投票したのでラフミューの実況に復帰

 

以降は爆笑問題と松本のやり取りや、第2夜の内村生出演などで結果的に最高のバラエティだった。

 

原因

原因① フジテレビ自体に不信感を抱いていた

ここ最近はオリンピックの表彰式を中継せずに「ウワサのお客さま」を優先させる、思わず涙するキャスターの顔をズームさせる、新世代コント番組で旧世代の人気キャラクターを復活させるといった事案が連発し、フジテレビに対してあまり良いイメージを持っていませんでした。

 

ただ、それらの事案はラフミューとは一切関係のないことです。著名人が不祥事を起こしたときは「人と作品は別」、東京オリンピックへの批判が巻き起こっているときは「運営とアスリートは別」といったツイートをしている自分に矛盾を感じました。

 

原因② 27時間テレビへの思いが強すぎた

フジテレビの夏の大型特番といえば「FNS27時間テレビ」でしたが、コロナ禍を理由に2年連続で中止となっています。ラフミューの放送・制作が発表されたとき「これが出来るなら27時間テレビも出来るのでは?」と率直に思いました。それを放送当日まで引きずっていたのです。

 

ラフミューの公式サイトには「27時間テレビにも引けを取らない」と書かれていますが、そもそもラフミューは27時間テレビの代替番組とは言っていません。27時間テレビとラフミューを別番組とみなすことに欠けていました。

 

原因③ テレビを明るい気持ちで見ていなかった

原因①と②を抱えた状態で見る番組など素直に見られるわけがなく、観客のマスクやスタッフの密など、細かいところで引っかかって楽しく見ることができませんでした。過去にTwiterで「テレビはあたたかい目で見よう」と提唱していた自分として情けないです。

 

今後の対策

  • 番組の4分の1以下だけを見て批判しない
  • テレビを見るときは気分も明るくして見る
  • 自分自身のTwitterの影響力を自覚する

今回のラフミューではお笑いの間に歌を挟むと箸休めになることを番組の終盤で気付いたり、テレビを見るときは部屋だけでなく気分も明るい状態でないと番組を楽しめないことを思い知らされました。また、私はありがたいことにフォロワー数が2800を超えており、それだけ自分のツイートはTLで目立つ存在であることをもっと自覚する必要があります。

 

今後はこれらの対策を踏まえて「楽しく見なけりゃテレビっ子じゃない」をモットーに、テレビとTwitter実況を楽しんでいきたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。