ノブユキ番外編

かつては1週間の個人的収穫を振り返るブログでした。現在は不定期で更新中。

No.071 音楽とサッカーの年末

2022年12月3日~9日号

 

今週の収穫ピックアップ

12/3(土) 日本テレビ「日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2022」

初の土曜開催となった今年は、かつて「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」で結成され一世を風靡したブラックビスケッツが復活。南原清隆さん、キャイ~ンの天野ひろゆきさん、そして現在は故郷の台湾で活動しているビビアン・スーさんが揃いました。生放送では久々に「Timing」と「STAMINA」を披露。現在47歳のビビアンさんの美しさと可愛らしさがほとんど変わってなくて驚きました。

 

12/4(日) フジテレビ「THE MANZAI 2022 マスターズ」

年に一度の漫才の祭典。爆笑問題中川家、ナイツ、サンドウィッチマン、錦鯉、海原やすよ・ともこといった漫才師が集結。なかでもミルクボーイの漫才はデパートの北海道展がテーマで「年に何回もやってる」「いつも同じものを買う」といったネタがあるあるすぎて一番面白かったです。私も水戸京成百貨店で年2回やってる北海道展でいつも白い恋人を買ってしまいます。

 

12/7(水) フジテレビ「2022 FNS歌謡祭 第1夜」

東京・品川区のグランドプリンスホテル新高輪の大広間「飛天」で3年ぶりの開催となった今年は松平健さんの「マツケンサンバII」からスタート。番組名物のコラボやカバー、Official髭男dismによる同局のドラマ「silent」主題歌「Subtitle」披露、映画「ONE PIECE FILM RED」の登場人物ウタが歌っている楽曲のセルフカバー、さらに木梨憲武さんと登場した水谷豊さんの「カリフォルニア・コネクション」など、例年以上に上質で充実した5時間でした。来週14日の第2夜も楽しみです。

 

特集

2022FIFAワールドカップカタール大会でサッカー日本代表は5日、決勝トーナメント1回戦でクロアチアと対戦しました。前半に前田大然選手のゴールで先制したものの後半にクロアチアが同点弾。その後1-1のまま延長戦に突入しても点が入らず、この世のスポーツで最も心臓に悪いPK戦に。

 

PK戦の結果1-3でクロアチアがベスト8進出。日本は4度目の1回戦敗退となりました。シュートを止められた後や試合終了後のインタビューで涙を流す三笘薫選手が忘れられませんが、ドイツ戦とスペイン戦の勝利で国内の閉塞感を打破したことには変わりありません。日本代表のみなさんを労いつつ、4年後の大会に期待したいです。

 

日本を下したクロアチアは9日の準々決勝でブラジルと対戦。前後半0-0で突入した延長前半でブラジルのネイマール選手が先制点を挙げましたが、延長後半にクロアチアのペトコビッチ選手が同点弾を決めてこちらもPK戦に。日本戦含めてスーパーセーブ連発のGKリヴァコビッチ選手の活躍もあり、クロアチアが4-2で準決勝進出を決めました。最後まで目が離せない試合展開に、深夜3時前終了の試合ながらTwitterのTLは大盛り上がり。ワールドカップ熱が冷めなくて良かったです。

 

また、6日に行われたスペイン対モロッコ戦は前後半、延長前後半を終えて0-0のままでこちらもPK戦に。「PK戦に弱い」と言われているスペインはシュートがひとつも決まらず、0-3でモロッコが初のベスト8進出。グループステージで強豪国ベルギー相手に2-0で勝利してから気になっている国なので、10日の準々決勝(ポルトガル戦)も注目したいです。

 

ちなみに、9日のオランダ対アルゼンチン戦も2-2の同点でPK戦に。アルゼンチンが準決勝進出を決めましたが、現地時間深夜1時、日本時間翌朝7時近くまで見ていたみなさんお疲れ様です…(笑)

 

編集後記

今年も「ザ・ベストテン」風のボードで

私が2022年にSpotifyで聴いた楽曲のプレイリストが作成されました。再生回数1位は、今年3月までテレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」のエンディングテーマだった東京事変の「緑酒」。主にテレビやラジオで耳にした曲をお気に入り登録して聴いてるので今年も幅広いジャンルの楽曲が並んだベスト10となりました。来年も"耳に残れば名曲"のスタンスでたくさんの音楽に出会いたいです。

 

では、今週はこんなところです。

No.070 ブラボー!

2022年11月26日~12月2日号

 

今週の収穫ピックアップ

11/28(月) 茨城放送「今夜はLucky Night ~さやかマンデー~」

茨城出身の磯山さやかさんが同局の東京支社(麹町)のスタジオから生放送している番組に、志村けんさんのモノマネで注目を集めているレッツゴーよしまささんがゲスト出演。ラジオで聴くと素の志村さんの喋り方や笑い声がよりリアルに感じられて驚きです。コント番組で志村さんと長年共演していた磯山さんも感激。お二人が生前の志村さんのエピソードで盛り上がっていて微笑ましさも感じました。


11/28(月) 関西テレビ「エルピス -希望、あるいは災い-」※ネタバレ含む

「フライデーボンボン」が放送した事件特集第3弾が他のマスコミも追随するほど反響を呼んだものの番組は打ち切りとなり、岸本(眞栄田郷敦)は経理部へ、村井(岡部たかし)は子会社に。浅川(長澤まさみ)は「NEWS8」に復帰しましたが、これ以上目立った行動をさせない上層部の思惑なので栄転とは言い切れません。この局や浅川を振り回した斎藤(鈴木亮平)のように、権力に屈するようなマスコミが現実で生まれてこないことを願う6話でした。岸本は異動してもなお取材を続けているので今後の展開も目が離せません。

 

11/30(水) テレビ朝日「相棒 season21」※ネタバレ含む

今回は開始1分後に展開される、警視庁の保健師(桜木梨奈)が特命係に乗り込んで右京(水谷豊)と亀山(寺脇康文)がそれぞれ健康に関する面談と健康診断を受けるよう釘を刺しに来る寸劇が、未解決のままとなった20年前の連続通り魔事件につながっていきます。右京さんが紅茶を高いところから入れるお馴染みのシーンにも事件解決のカギが隠されていて驚きました。激昂シーンも必見です。

 

ワールドカップ特集

ミリ単位で掴んだ勝利

2022FIFAワールドカップカタール大会(以下、W杯)で初戦のドイツ相手に2-1で勝利したサッカー日本代表でしたが、27日の第2戦はコスタリカに0-1で敗北。グループステージ突破にはもう勝つしかない状況で迎えた2日早朝の第3戦はスペインと対戦しました。前半11分でスペインに先制を許したものの、後半3分で堂安律選手が同点に。さらに後半6分で田中碧選手のゴールで逆転。無敵艦隊と呼ばれるスペイン相手にも大金星を挙げ、史上初となる2大会連続の決勝トーナメント進出を果たしました。

 

日本の2点目は、ラインのギリギリに来たボールを三笘薫選手がアシストして田中選手がゴールに入れたためVAR判定に。約2分の審議の末、ボールがラインに数ミリかかっていることがカメラで確認できたためゴールが認められました。VARの精度の向上も日本を勝利に導いたと言っても過言ではありません。

 

試合終了後のインタビューでは長友佑都選手が再び「ブラボー!」と絶叫。近くでインタビューを受けていた田中選手は唖然とし、前を通りかかった吉田麻也キャプテンは共鳴していたのが面白かったです。日本にとって悲願のベスト8入りがかかった5日のクロアチア戦の後にも「ブラボー!」が聞けますように。

 

このスペイン戦を地上波で中継したのはフジテレビで、前回大会(2018ロシア)のポーランド戦に続いて日本の決勝トーナメント進出の瞬間を伝えました。また、実況を担当した中村光宏アナウンサーは今年、北京オリンピックフィギュアスケートの坂本花織選手の銅メダル、プロ野球SMBC日本シリーズオリックス・バファローズの26年ぶりの日本一の瞬間を伝えており、かなりの強運の持ち主です。

一方、コスタリカ戦を中継したテレビ朝日はW杯の日本戦中継で3連敗。日本代表に最も尽くしている局でもいつか勝利の瞬間が中継されますように…

 

途中から見ると…

W杯の日本戦は最初から最後まで見ていますが、自分がなんとなくで見てみた外国同士の試合ほど劇的展開が生まれ、試合終了まで見続けるケースが多発しています。

26日深夜にふとABEMAでフランス対デンマーク戦を見て、カメラを切り替えて数秒でフランスが先制、その後NHKでの中継に変えたら数分後にデンマークが同点弾。この展開に目が離せなくなり、深夜3時の試合終了まで見てしまいました。結果は2-1でフランスの勝利。

27日はベルギー対モロッコ戦(テレ朝)を前半35分ぐらいから見たらモロッコオフサイドでノーゴールになり前半終了。モロッコのゴールが見たくなって後半も見続けたらモロッコがベルギー相手に2-0。FIFAランク2位の国相手に見事なジャイアントキリングで面白かったです。

28日のカメルーンセルビア戦(フジ)は開始30分の時点で既にカメルーンが先制していましたが、セルビアが3点入れ、負けじとカメルーンが2点入れて3-3のドローに。その後行われた韓国対ガーナ戦(NHK)は前半でガーナが2点入れましたが、後半に韓国が2点入れて同点に。その数分後にガーナが勝ち越しの3点目を入れて勝利する怒涛の展開でした。2日深夜に韓国がGS突破を決めた試合(ABEMAのみ)もかなりアツかったです。

正直サッカーに詳しくない自分がここまでW杯を日本戦以外でも盛り上がっているのは初めてで、これらのケースや地上波での中継、時差が比較的少ないことがとても大きいと感じます。決勝戦が行われる18日まで楽しんでいきたいと思います。

 

編集後記

2日金曜、俳優の渡辺徹さんの訃報が伝えられました。自分が子供の頃から既にバラエティ番組で気さくなキャラクターで活躍しており、「秘密のケンミンSHOW」(読売テレビ)には茨城県民で何度も出演していてまさに"ケンミンスター"でした。突然の訃報は率直に寂しいです。今年5月に去った渡辺裕之さん、一昨年去った三浦春馬さんらと並んで茨城の永遠のスターとして輝き続けることでしょう。

 

では、今週はこんなところです。

No.069 歓喜、あるいは奇跡

2022年11月19日~25日号

 

今週の収穫ピックアップ

11/20(日) TBSラジオ安住紳一郎の日曜天国

オープニングで、2008年に安住紳一郎アナウンサーが秋田県でボウリングに興じたときの話のアーカイブを放送。そのときに安住さんと写真を撮った隣の隣のレーンにいた家族の娘さんが大使館の職員となり、赤坂のイベントで安住さんに会ったことを感謝するメールが。読んでいる途中で安住さんは号泣。エピソード自体は今のコンプラでギリギリな話ですが、14年の時を経て心温まる放送となりました。

 

11/20(日) フジテレビ「千鳥の鬼レンチャン」

看板企画「サビだけカラオケ」には島谷ひとみさん、ジャニーズWEST神山智洋さん、よよよちゃん、りんごちゃんが参戦。島谷さんは「染みんなぁ」と野次られたノブさんを見返すためにファンと一丸となって躍起したり、りんごちゃんは歌う曲に合わせて歌手のモノマネ衣装で挑戦するなど、今回も歌と笑いに包まれた2時間でした。なお、次回の放送は来年1月8日。まさかの休み6レンチャンです。

 

11/21(月) 関西テレビ「エルピス -希望、あるいは災い-」 ※ネタバレ含む

前回いじめを受けていた友人を見て見ぬふりをしていたことを懺悔したディレクターの岸本(眞栄田郷敦)が、アナウンサーの浅川(長澤まさみ)の力を借りずに単身で冤罪案件の取材をするようになり、死刑判決を覆せるかもしれない証言を入手。その成長ぶりと髭を生やした郷敦さんの色気がすごい5話でした。空腹のあまりファミレスで雑炊を掻き込む姿も印象的です。

 

11/22(火) 中京テレビ「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」

北海道にて単身で取材する綾田ディレクターが偶然出会ったのは保育園を5つ経営しているという河井さん。握り寿司と海鮮丼がセットで2000円の店、600gの分厚いポークチャップを出す店などの取材でディレクターを送迎するほどのやさしい人で、綾田さんの寝泊まりや帰りの新千歳空港まで面倒を見ていました。河井さんの「人にやさしくすると自分に返ってくる」という格言を自分も大事にしたいと思いました。2000円へのこだわりが強すぎる店主も面白かったです。

 

特集

20日日曜に2022FIFAワールドカップカタール大会(以下、W杯)が開幕。日本代表は23日水曜にドイツ戦で初戦を迎えました。前半でPKを取られてドイツに先制を許しましたが、後半30分に堂安律選手のゴールで同点に。さらに後半38分に浅野拓磨選手もゴールを決めて逆転。いわゆるドーハの悲劇から29年、強豪国を相手に2-1で勝利しドーハの歓喜となりました。

NHKのテレビ欄の縦読みが報われた

 

この試合をNHKと共に中継したインターネットTVのABEMAの視聴者数は初の1000万人を記録。ABEMAではW杯を全試合中継し、様々なアングルで試合を楽しめるカメラ切り替えも実施。実況はテレビ朝日系列各局のアナウンサーが務め、解説には元サッカー日本代表本田圭佑さんを迎える力の入れようです。私がTwitterで採ったアンケートではABEMAでの視聴が約3割に達していて配信全盛の時代を感じました。

また、NHKがドイツ戦の前に放送した「デイリーハイライト」ではナインティナイン岡村隆史さんが生出演。高校のサッカー部でFWだった岡村さんにとって悲願のW杯の仕事はスーツ姿でかなり緊張した様子でした。途中で同局のW杯テーマソングを担当するKing Gnuも登場し、ボーカルの井口理さんを"ヌーさん"と呼ぶほど親しんでいたあの頃のオールナイトニッポン木曜1部・2部を思い出しました。

岡村さんは25日金曜にも出演し、本来この時間で放送の「チコちゃんに叱られる!」で共演しているチコちゃんと塚原愛アナウンサーも生出演していたのでリラックスした様子でした。テレビ朝日・ABEMAのW杯キャスターを務める相方の矢部浩之さんと一緒にW杯を盛り上げてほしいです。

 

編集後記

タレントのジョン・カビラさんと川平慈英さんはそれぞれフジテレビとテレビ朝日のサッカー関連番組を長年支える名物兄弟。兄のジョンさんは64歳、弟の慈英さんは60歳で二人とも還暦を超えていますが衰えを感じさせません。24日木曜にはテレ朝の「徹子の部屋」に揃って出演。今大会でも2人の雄叫びをたくさん聞きたいです。

 

では、今週はこんなところです。

No.068 おいしい生活

2022年11月12日~19日号

 

今週の収穫ピックアップ

11/12(土) 伸晃(しんこう) キッチンレンジ上ラック伸縮

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隣町のホームセンターで買い物していたときに見つけたのは、電子レンジの上にオーブントースターを置くためのラック。今までスペースが無くて仕方なく居間に置いていたトースターをようやくキッチンに置けるようになりました。取り付けと設置が簡単で、お値段も良心的。写真のようにトースターが目線よりも上になってしまいましたが良い買い物をした気分です。

株式会社伸晃|ベルカ|キッチン|レンジラック

 

11/14(月) 関西テレビ「エルピス -希望、あるいは災い-」※ネタバレ含む

取材VTRをゲリラ的に流した浅川(長澤まさみ)を叱責したのに視聴率上昇となると局長の前でヘコヘコする名越(近藤公園)、浅川からの踏み込んだ質問にベッドで口封じする斎藤(鈴木亮平)、村井(岡部たかし)との食事の流れで過去に友人が受けていたいじめを見て見ぬふりしたことを懺悔するディレクターの岸本(眞栄田郷敦)と、4話は人間の愚かさ、醜さ、卑しさが凝縮された回でした。終盤の岸本の表情も忘れられません。

 

11/15(火) TBS「マツコの知らない世界

今回は80's Japanese POPSの世界。「プラスティック・ラブ」「君は1000%」などの昭和ポップスをダンスナンバーに再構築し、世界的なシティ・ポップブームを牽引している韓国のDJ・Night Tempoさんが登場。マツコ・デラックスさんにブームの理由、日本の昭和ポップス・歌謡曲の特徴、リミックスの手法を解説していました。私は2019年にJ-WAVE昭和歌謡のリミックスを流しているのを聴いてNight Tempoさんを知りました。。ゲストにはホワイトハッカーとしての一面もあり、ネットで直接的な中傷をした投稿者を特定すると半ば本気で語っていたのも面白かったです。

 

11/16(水) ヤマザキグループのお菓子のびっくり箱

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山崎製パンの商品についているポイントを集め、ハガキと切手を買って何度も応募してきた「ヤマザキ秋のわくわくプレゼントキャンペーン」(15日終了)に当選しました。街中を走る配送トラックが描かれた箱には不二家東ハトヤマザキビスケットなどのヤマザキグループ各社のお菓子が25品目も。さすがに一人では食べきれないので家族または知り合いとシェアしていきたいと思います。

 

11/17(木) フジテレビ「silent」

7話目となる今週もリアタイしましたが、どのシーンも良すぎて言葉に表せないほどの回でした。ブログなのにこれぐらいしか紹介できなくて申し訳ございません。とにかく見てほしいです。

 

特集

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11日金曜、自宅近くで高度を下げながら飛行しているスカイマークの旅客機を撮影し、サークル向けにTwitterに投稿したところアカウントがロックされてしまいました。幸いにもサブアカウントがあったので助かりましたが、メインのアカウントは12日土曜の朝までログインできない状態となりました。

フォロワーさんの反応やツイート検索からの推測ですが、最近TwitterはAIを使って規制を強化しているもののまだ未成熟で、"空"と"飛行機"の要素だけでウクライナの上空を飛ぶロシアの戦闘機と誤って認識し、戦争を肯定するツイートを見なされてロックしたものと思われます。もちろん私にそのような思想は全くありません。また、当時は夕方の薄暮時で、フライトレーダーを確認しない限り何の飛行機か分からない状態でした。

あまりにも不服なのでTwitterに異議を申し立て、利用規約に違反していないことを証明することができました。アカウントロックを解除するために該当ツイートを削除するボタンを押した時の屈辱は忘れられません。みなさんもTwitterに飛行機の動画を投稿する際はお気を付けください。

 

編集後記

晦日に放送される「第73回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が16日水曜に発表されました。改修工事を終えたNHKホールで2年ぶりの開催となる今回はVaundyさん、緑黄色社会、なにわ男子、ウタ(Ado)さん、IVEなどが初出場。Saucy Dogは結成記念日に初出場発表ということで喜びもひとしおでした。

一方、紅白に呼ばれなかった歌手は"落選"扱いとなり、ファンからの嘆きの声が毎年のように聞こえてきます。絶大な影響力を持つ国民的音楽特番ですが、決して紅白がすべてとは限りません。民放の音楽特番や年越しフェスに呼ばれているのであればそちらでの活躍を期待すべきだと思います。

 

では、今週はこんなところです。

No.067 がんばれ地上波

2022年11月3日~11日号

 

※おことわり

今回は旅行につき編集できなかった11月3日・4日を含めた9日分の収穫を取り上げます。また、タイトルの元となるテレビ朝日の深夜番組「ランジャタイのがんばれ地上波!」は記事では紹介しません。あらかじめご了承ください。

 

今週の収穫ピックアップ

11/3・4 神戸・大阪旅行

山下達郎さんの神戸公演の鑑賞と大阪の街歩きを目的とした2日間。達郎さんの圧巻のステージはもちろん、人生初の飛行機移動には胸が高まり、初上陸の神戸は海と山に囲まれた風光明媚な街で良かったです。高校の修学旅行以来となる大阪では憧れだった太陽の塔と在阪テレビ局を巡回できました。時間の都合で行けなかった所もあったのでまたいつか訪れたいです。

やっぱり1泊2日では足りないので次回の遠征は2泊3日にします。

 

11/5(土) 日本テレビ世界一受けたい授業

今回は特別授業に明石家さんま先生を迎え、テレビ70年の歴史を振り返りました。日本初の民放テレビ局として開局した日テレは、刑事ドラマ(ダイヤル110番)、視聴者プレゼント(光子の窓)、野球中継のセンターカメラ、報道番組の女性キャスター(NNNきょうの出来事)、家庭用ビデオカメラを使ったロケ(進め!電波少年)の先駆けだったことを改めて知ることができました。さらには1988年にチョモランマからの衛星中継を成し遂げたスタッフと登山家たちのドキュメントも。約70分は少々短くも感じますがテレビっ子垂涎の企画でした。

 

11/9(水) テレビ東京「あちこちオードリー」

ゲストは麒麟川島明さんとMEGUMIさん。川島さんはテレビ番組出演本数ランキングの1位を狙っていることや「ラヴィット!」(TBS)が始まってからの心境や生活の変化を、MEGUMIさんはデビューのきっかけやテレビ朝日虎の門」で見た平成バラエティの現場を話していてどれも興味深いものでした。最後は川島さんが若林正恭さんにラヴィットへの出演を直々にオファー。いつか生出演が実現しますように。

 

11/10(木) 読売テレビ秘密のケンミンSHOW 極」

番組が撮影を依頼している全国各地の技術会社が推すうまい飯を紹介する「ケンミン技術めし」。記念すべき1回目は福岡県の東洋放映のスタッフが推すカツのせ焼きそば。ローカル番組で培われた渾身の物撮はシズル感抜群です。撮影クルーたちが焼きそばをがっつく姿はNHKの「サラメシ」を見ているようだったので中井貴一さんのナレーションが欲しくなりました。他の会社の技術めしも気になるので継続してほしいです。

 

11/10(木) フジテレビ「silent」※ネタバレ含む

6話は想(目黒蓮)の耳が聴こえづらくなった頃のストーリーから。耳に装着した補聴器がイヤホンだと思われて大学の同級生に耳元で声を掛けられたり、自転車を走行中に警官に止められたり、現実の世界でも起こっていそうなシーンにやるせなさを覚えます。その頃から想に寄り添っている聾者の奈々(夏帆)は、想が紬(川口春奈)と会っている姿を見てしまい、感情が爆発。手話で怒りや悲しみを表現する夏帆さんの演技は圧倒的でした。登場人物みんな幸せになってほしい…

 

特集

長澤まさみさん、眞栄田郷敦さん、鈴木亮平さんらが出演している関西テレビのドラマ「エルピス ―希望、あるいは災い―」。足利事件や東電OL殺人事件に関する書籍などから着想を得て、局アナと若手ディレクターが冤罪とその真相を追う社会派ストーリーですが、地上波のドラマとしてはかなり攻めた内容となっています。

カンテレの本社1階にあったエルピスの展示ブース

このドラマ自体がテレビ局とテレビ報道への痛烈なアンチテーゼを含んでおり、登場人物の台詞や演技に色濃く反映されています。さらには警察や司法だけでなく麻生太郎氏のファッションを彷彿とさせる政治家、安倍晋三元首相の実際の映像が登場し、国家権力への批判も窺わせます。このようなドラマの制作オファーを許諾し、実際の報道フロアでロケさせるカンテレの勇気と覚悟を買いたくなります。

スタッフにはNHKカーネーション」「今ここにある危機とぼくの好感度について」の脚本を書いた渡辺あやさん、TBS「カルテット」、カンテレ「大豆田とわ子と三人の元夫」、NHK「17才の帝国」をプロデュースした佐野亜由美さん、テレビ東京モテキ」、TBS「ハロー張りネズミ」を演出した大根仁さん、NHKあまちゃん」「いだてん」の音楽を担当した大友良英さんと錚々たる顔ぶれ。最後まであらゆる方面のクレームに屈することなく制作されることを願います。

 

編集後記

11日金曜、日本テレビの朝の情報番組「スッキリ」が来年3月で終了することが発表されました。この日の冒頭でMCの加藤浩次さんは、開始当初にすぐ終わるだろうと思っていた番組が17年続いたことに感謝を述べつつ「あと5か月、俺何言うか分かんねえ」と発言し笑いを取っていました。

国内・海外スターによる生パフォーマンス、天の声(山里亮太の親友)によるエンタメコーナー「クイズッス」、NiziUやBE:FIRSTのオーディションに密着した企画など、エンターテインメントに特化させる番組の姿勢を信頼していました。ただ、最近は裏番組の「ラヴィット!」に乗り換えてしまったので申し訳なさもあります。残り5か月、どのような形で番組を締めくくるのか陰ながら注目していきたいです。

 

では、今週はこんなところです。

神戸と大阪で願望を叶える旅

2022年11月3日と4日、小春日和の穏やかな日差しに包まれながら関西を旅行しました。飛行機への搭乗、神戸上陸、大阪での街歩きなど初めてづくしの2日間を振り返ります。

 

旅の目的

  1. 飛行機に乗る
  2. 山下達郎のLIVEを見に行く
  3. 太陽の塔と大阪のテレビ局を回る

同年6月より山下達郎さんが3年ぶりの全国ホールツアーを開始させ、ファンの自分もぜひ行きたかったのですが東京公演のチケットは軒並み落選。そこで、人生で一度も飛行機に乗ったことのない自分が20代までに飛行機に乗りたい願望を叶えられる神戸での公演に魅力を感じて申し込んだところ、見事当選しました。いつか大阪に行って太陽の塔や在阪テレビ局の社屋を見て回ることも夢で、自分の様々な願望を叶える1泊2日の旅が始まります。

 

1日目 (11月3日)

7:30 茨城空港

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5時半に起床し、自宅から車で30~40分かけて空港へ。無料の駐車場はこの時間でもほぼ満車。搭乗手続きを済ませロビーで待っていたときに北朝鮮のミサイル発射によるJアラートが発令。茨城は対象地域外のため運航に影響は無かったが気が気ではない。

 

8:35 スカイマークで神戸へ

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ついに人生初のフライト。タラップを上るだけでも胸が高まる。機体が徐々にスピードを上げて滑走し離陸するときは緊張感があった。機体の窓から見える雲海、中部地方の山々、大阪湾の景色が見事だった。

 

9:45 神戸空港

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予定より10分早く到着し神戸初上陸。思ってたより快適なフライトだった。空港と神戸最大のターミナル駅・三宮を結ぶモノレール「ポートライナー」に乗車したときは車窓から港の風景と六甲山系の山々を臨むことができた。

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11:00 カールを購入

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ランチの前にスーパーマーケット・ジョイエール宇治川へ。数年前に東日本での販売を終了した明治のスナック菓子・カールが店の棚に並べられていて懐かしさを覚えた。チーズあじとうすあじを2袋ずつ購入。これも関西旅行での夢のひとつであった。

 

11:30 西元町でランチ

洋食のマルヤ西元町店 ビフカツ
650円(ライス別)

かつて「秘密のケンミンSHOW」(読売テレビ)が神戸グルメとして取り上げたビフカツが食べたかったので洋食のマルヤへ。10席ほどの年季が入った店で、店内ではAMラジオが流れ、店員が常連客と会話している姿も。単品で650円という値段も町の洋食店さながらの雰囲気である。

 

12:30 神戸ハーバーランド

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ベイエリアに到着。神戸100万ドルの夜景で知られるポートタワーは補強工事のため筒状のベールに覆われていた。神戸情報文化ビル・カルメニには「海の見える放送局」がキャッチフレーズのラジオ関西の本社があった。

サテライトスタジオ ※お休み中

 

13:30 鉄人28号モニュメント

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新長田駅近くの若松公園にあるのは神戸出身の漫画家・横山光輝の作品「鉄人28号」の巨大モニュメント。阪神淡路大震災からの復興と地域活性化のシンボルとして設置されたという。高さ15m以上に及ぶロボットは今日も神戸の街を見守っていることだろう。

 

14:30 NHK神戸放送局

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三宮に戻って山側にあるNHKの地方局も見に行った。玄関にある風見鶏のマークは、アナログ時代に全国ニュースのオープニングで独自に表示されていた。神戸局と大阪局の両方が映るエリアに向けて局を判別させるために表示したという説がある。

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15:00 大丸神戸店

ケーニヒスクローネのスティック状の焼菓子 ※家族用

ユーハイムのリーベスバウム ※職場用

NHKからトアロードを抜けたところにある百貨店のデパ地下でお土産探し。神戸なので洋菓子を買った。家族にはケーニヒスクローネの焼菓子、職場にはユーハイムバウムクーヘンを。ユーハイム水戸京成百貨店にも出店しているので、箱のフタを留めるDAIMARUのテープで神戸購入をアピールしたい。

 

15:30 カンデオホテルズ神戸トアロード

三宮と元町の駅から程近くのホテルチェーンは「カンブリア宮殿」(テレビ東京)で特集されていて気になっていた。山側の景色や阪急電車の走行を一望できる13階のロビーでチェックイン。ダブルベッドなので広めの客室だった。

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備え付けのテレビをつけて関西ローカルの情報番組"スロイジ"こと「2時45分からはスローでイージーなルーティーンで」(関西テレビ)を少しだけ視聴。在阪4局の夕方ニュース番組はこの日大阪・御堂筋のパレードに登場したダウンタウンの様子を生中継していた。

ABC「newsおかえり」

 

18:00 山下達郎 PERFORMANCE 2022 神戸公演(2日目)

神戸国際会館こくさいホールより

ホテルから徒歩圏内の神戸国際会館こくさいホールへ。山下達郎のLIVEを見に行くのは東京・中野サンプラザでの公演以来6年半ぶりで、その時と変わらない、あるいは進化しているかもしれない69歳の達郎の歌唱力とサポートメンバーたちの演奏技術に約3時間圧倒されっぱなし。特に「SPARKLE」「BOMBER」「RIDE ON TIME」で痺れた。3階席だったものの最前列だったのでステージを広く見渡すことができてよかった。


21:30 元町で夕食

松のや×マイカリー食堂のロースかつオムレツ欧風ビーフカレー 普通 870円

21時にホールから出ると街は人が少なくなり、閉店時間を過ぎた飲食店が多く並んでいた。仕方なくチェーン店で食事をすることにしたが、松屋グループのとんかつ松のや×マイカリー食堂のカツカレーは美味しかった。カレーに定評のある松屋ならでは。

 

21:50~ ホテルで過ごす

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22時からフジテレビのドラマ「silent」をカンテレで視聴。23時頃から最上階のスパで汗を流した。また部屋に戻り、ABCの23時台が「やすとものいたって真剣です」(ナイトinナイト枠)、24時台が「アメトーーク!」(テレビ朝日)の遅れネットという関西独自の編成を確認。ポケットサイズのラジオを持ち込んで神戸大阪のAM・FMの受信も楽しんだ。

テレ東系のテレビ大阪は、大阪府が主なエリアなので視聴することができない。兵庫には独立局のサンテレビがある。

 

2日目 (11月4日)

6:40~ 起床・朝食・チェックアウト

朝起きてテレビをつけ、ABC「おはよう朝日です」、読売テレビ「朝生ワイド す・またん!」、TBS「THE TIME,」のMBSローカル枠を確認。7時から13階のレストランで1周だけ朝食バイキングをしてきた。7時半頃部屋に戻り、自宅にいるときと同様に「THE TIME,」と「ラヴィット!」の冒頭を見ながら出掛ける準備をした。

このホテルでは朝の混雑を避けるため、ロビーで荷物の発送などの用事が無い場合は出口のボックスにカードキーを入れるだけでチェックアウトが完了できるようになっている。他地域の店舗も利用したくなるほどいいホテルだった。三宮センター街にあるヤマト運輸の営業所で神戸土産を発送し、いざ大阪へ。

 

9:50 万博記念公園太陽の塔

正面の太陽の顔は現在、頂部の黄金の顔は未来の太陽を表す

背面の黒い太陽は過去の太陽を表す

阪急と大阪モノレールを乗り継ぎ、高校の修学旅行以来12年ぶりに大阪に上陸。自分が小学生の頃、グリコキャラメルのおまけでついていたタイムスリップグリコ大阪万博シリーズで手に入れてから好きになった太陽の塔をついに生で見ることができた。高さ70mもある巨大な芸術作品は想像以上の迫力だった。

「第4の顔」と呼ばれる地底の太陽

生命の樹

事前に予約して太陽の塔の内部にも入った。地底の太陽の先にある生物の進化をテーマとした「生命の樹」には化石動物や恐竜、人類の祖先など多数の模型。さらには独特なBGMと照明演出も。芸術家・岡本太郎の奇才さとエネルギーを一気に浴びた。

 

13:00 MBS毎日放送

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梅田から程近い茶屋町にあるMBSの本社は超高層ビルで、2棟でMBSのMの字を表している。カフェ併設のロビーではらいよんチャンがお出迎え。デイリーヤマザキとコラボしたグッズショップではMBSの公式グッズの他に「THE TIME,」のシマエナガちゃんグッズ、「ラヴィット!」のラッピーグッズも置かれていた。

13:30 関西テレビ

大阪環状線で梅田から天満へ。扇町公園に隣接する個性的なカンテレ本社も迫力があり、テレビっ子として感動すら覚える。玄関では巨大なハチエモンが出迎え、扇町スクエアと呼ばれるイベントスペースには番組ポスターや社屋の模型が置かれていた。今度また大阪行くときにもう一度見てみたい。

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千原ジュニア吹き出しの部分は「座王」で大喜利のお題となり、ロングコートダディ堂前透の回答が採用された。

14:30 読売テレビ画像

再び大阪環状線に乗り天満から京橋へ。大阪ビジネスパークに本社を構えるytvは大阪城ホールの目と鼻の先。周辺には「名探偵コナン」のキャラクターの銅像、10ballと呼ばれるytvのロゴの点のモニュメント、「ダウンタウンDX」のトスポが描かれた郵便ポストが設置されていた。

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現在はパナソニックの関連会社が入居する旧社屋(ytv京橋ビル)は京橋駅の連絡通路から見えた

15:30 テレビ大阪

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大阪城周辺を歩いてTVOの本社へ。キー局のテレビ東京と同じく本社はあくまでもテナントであり、日経大阪電波会館がこのビルの正式名称だ。隣接していた日本経済新聞大阪本社のビルは解体されて新たな複合ビルの建設が進んでおり、このビルにはTVOの本社が移転される予定。

テレビ大阪西館に描かれた、たこるくん(左)とタコベエ(右)とその仲間たち

15:50 NHK大阪放送局(大阪放送会館)

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TVOからまた大阪城周辺を歩いて"BK"の通称で知られる放送局へ。NHK大阪ホールや隣接する大阪歴史博物館と一体となっているので他の在阪局を凌駕する大きさだった。1階のロビーはかなり広く、見学スペース「BKプラザ」ではテレビ番組を体験できるほか、NHKの歴代番組キャラクターが展示されていた。

左から「ハッチポッチステーション」のダイヤ、トランク、ジャーニー

16:45 ABC朝日放送

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電車を乗り継いで福島にあるABCの本社へ。こちらも大きな建物だ。大階段には、この日「探偵!ナイトスクープ」の収録に参加する観覧客と思しき人たちが待機していた。NHK大阪と在阪5局の巡回を達成した頃には夕方になっており、空港へ向かうため大阪を出た。

 

18:10 神戸空港

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そして、神戸。空港へと向かうポートライナーから望む神戸の夜景も見事。大阪では太陽の塔のストラップやキーホルダーし買っていなかったので売店でお土産を買った。飲み物を買うために立ち寄ったファミリーマートでは売上No.1商品が明治カール。関西土産で買う観光客は自分だけじゃなかった。

空港で購入したのは吉本新喜劇メンバーの人形焼カステラ

 

19:35 スカイマークで茨城へ

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たくさんの願望を叶えることができた関西を離れるのは名残惜しいが帰りの便に搭乗。夜間飛行につき、機体の窓から各地の夜景を見下ろすことが出来て最高だった。到着が近づいてるときに機体が雨雲を抜ける時間があり、客室内は揺れていた。

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20:30 茨城空港

地元に帰ってきた。着陸時の天気は雨で、空港貸し出しの傘を差しながら到着ロビーに入った。明かりが信号機と街灯しかない片側一車線の暗い道を車で走行しているときに改めて田舎を感じた。

 

あとがき

今回の旅は神戸や大阪の名所だけでなく、利用者が右側に立つエスカレーター、自転車で移動する人の多さ、まるでパチンコ屋のようなスーパー玉出といった関西ならではの風景を見ることができたのも収穫で、関東との文化の違いを実感しました。一方で電車や徒歩での移動に時間をかけてしまい、その辺にあったチェーン店で食事を済ませることが多かったので今後はグルメも重視したいと思いました。次回もし関西に出かけるとすれば2025年の万博開催期間中を狙いたいです。時間が無くて回れなかった道頓堀や通天閣も見てみたいと思います。

 

長尺の旅行記を最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

最後に、TWIN21のアトリウムから見えた大阪城天守

 

No.066 型破り

2022年10月29日~11月2日号

※おことわり

私ノブユキは11月3日・4日に神戸・大阪旅行を予定しており、とても編集する時間が無いので今週号は5日分の収穫を取り上げます。なお、3日・4日の収穫は次号または旅行記で紹介する予定です。

 

 

今週の収穫ピックアップ

10/30(日) テレビ朝日「くりぃむナンタラ」

ネタ見せ中にお決まりのパターンを急に変えたらどんな漫才になるのかを検証する「型を破りたい相方たち」の第2弾。ミルクボーイはコーンフレークを言わなくなったり、すゑひろがりずは古文変換をやめたり、トレンディエンジェルは薄毛ネタを封印しようとしたり…なかでも、おいでやすこがのこがけんさんが替え歌せずに歌いきったときはおいでやす小田さんが観客を巻き込みながらツッコんでいて、そのフレキシブルさが面白かったです。

 

10/31(月)深夜 TBSラジオ空気階段の踊り場」

今回は急遽生放送でリスナー参加型企画をやる予定でしたが、実際は水川かたまりさんが何度か話題にしている「ミニーちゃん」と1日付で入籍することのサプライズ報告でした。何も聞かされていない相方の鈴木もぐらさん、定番ゲストの岡野陽一さんは突然の再婚報告に驚きを隠せません。かたまりさんと同じくスピード離婚芸人のパーマ大佐も電話で出演。終盤ではかたまりさんが生放送中に書いたプロポーズの手紙を読み上げ、かたまりさんに内緒でミニーちゃんが電話出演するなど終始お祝いムードの放送で楽しかったです。今度は末永くお幸せに。

 

11/1(火) 中京テレビ「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」

福島県福島市にある「マミー」では普通盛りで1升近くあるごはんが乗ったカツカレーを出しており、お値段は750円。数々の規格外グルメを紹介している番組で記憶に残るレベルの一品が登場しました。昨今の物価高で値上げする代わりにごはんの量を増やしたとのことですが、理解できません。昼休憩で何度もギブアップして残した分をテイクアウトする常連客の姿も。サブタイトルが「勝てないカツカレー」なのも納得です。

 

特集

https://npb.jp/nippons/2022/

10月22日から開催されたプロ野球SMBC日本シリーズ2022(以下、日シリ)は連日の激闘により第5戦まで東京ヤクルトスワローズオリックス・バファローズともに2勝2敗1分。万が一のために第8戦の開催も予定されていましたが、29日の第6戦、翌30日の第7戦でオリックスが連勝して26年ぶりの日本一に輝きました。2005年にオリックスに吸収合併された近鉄バファローズが成し遂げられなかった日本一という見方もできるので歴史的です。

第7戦は1回表でオリックスの太田諒選手が日シリ史上初となる初球先頭打者ホームランを打ち、7回まで無得点だったヤクルトが8回裏に村上宗隆選手のタイムリーヒットとホセ・オスナ選手の3ランホームランで5-4の1点差まで詰めるなど、今年も日シリ面白いと興奮させる試合展開でした。

なお、日シリの中継担当は球団の推薦で決まるため、ヤクルト寄りのフジテレビとオリックス寄りの関西テレビを擁するフジ系が幻の第8戦含めて計6試合獲得しました。放送終了時刻は一番早くて21時49分…毎試合の激闘ぶりがうかがえますが20時台で終わらないのも明らかです。放送局の編成部門やクレーム対応部門には頭が下がりますが、個人的には試合展開だけでなくEPGの延長対応も見どころの一つなので来年の日シリも楽しんでいきたいと思います。

 

編集後記

自分が神戸・大阪に行く1週間前に台風22号が発生し、熱帯低気圧の時点から進路予想が気になってあらゆる気象サイトを見ていましたが、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)は大陸に逸れるルートをいち早く予想し、見事に的中していました。日本の気象庁や民間の気象会社の精度はかなり高いですが、海外の気象機関の天気予報も見比べるのも一つの手かもしれません。

 

では、今週はこんなところです。