ノブユキ番外編

かつては1週間の個人的収穫を振り返るブログでした。現在は不定期で更新中。

No.065 名珍場面

2022年10月22日~28日号

 

今週の収穫ピックアップ

10/22(土) ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回

和田アキ子さんのデビュー55周年を記念し、スペシャルウィークのゲストとしてタモリさんが登場。ジャズにのめり込んでいた大学時代や漫画家の赤塚不二夫さんとの出会いなど、タモリさんの芸能界入り前後のエピソードを改めて聞くことができました。YouTubeで接岸マニアの動画を見ているという話も。

アッコさんとタモリさんは、フジテレビ「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングでアンケート企画に成功してキスするほどの仲で、2人とも昔話に花を咲かせて楽しそうな様子でした。

 

10/22(土) 2022JリーグYBCルヴァンカップ決勝 セレッソ大阪×サンフレッチェ広島

今年で30回目となるJリーグカップの決勝が国立競技場で開催されました。前半は0-0で終え、後半8分にセレッソの加藤陸次樹選手が1点先制。このまま逃げ切って優勝かと思われましたが、アディショナルタイムセレッソがハンドを取られ、広島のピエロス・ソティリウ選手がPKを決めて同点に。さらに数分後にコーナーキックで再びピエロス選手が2点目を挙げて大逆転勝利。思わず鳥肌が立つほどの劇的な展開で、今月16日の天皇杯で優勝を逃した広島がルヴァンカップで雪辱を果たす形となりました。

 

10/22(土)~ プロ野球SMBC日本シリーズ2022 東京ヤクルトスワローズ×オリックス・バファローズ

公式サイト→https://npb.jp/nippons/2022/

2年連続リーグ優勝同士の日本一決定戦は連日名勝負。第1戦ではヤクルトの村上宗隆選手がホームランを打ったり、第2戦では9回裏にヤクルトの内山壮真選手の同点3ランで延長戦に突入したり(引き分けで終了)、第5戦はシーソーゲームの末オリックス吉田正尚選手が2年連続でサヨナラホームランを打ったり…今年も日本シリーズの面白さに魅了されています。第6・7戦でどちらかが2連勝しなければ第8戦にもつれ込むので、まだまだ予測不能な展開となりそうです。

連日4時間前後(第2戦は5時間)の試合時間のため、直後の番組は1時間以上の繰り下げを余儀なくされています。第1戦直後の「TEPEEN」は24時を跨ぐ"テッペン"越え。第5戦のあとのドラマ「silent」は90分遅れで23時半から。これにより野球嫌いツイートが急増しましたが、繰り下げも楽しんでしまう自分にとっては面白い試合が立て続けで文句無しです。吉田選手のサヨナラホームランが無ければsilentは24時開始の可能性があったので感謝しています。

 

※表に誤りがあったので訂正しました (2022年10月30日)

 

10/25(火) NHK大阪放送局制作「第22回わが心の大阪メロディー」

NHK大阪ホールから生放送される関西に特化した音楽特番。司会は今田耕司さんと福原遥さん、進行は武田真一アナウンサー。天童よしみさんが「道頓堀人情」を歌ってるときの和田アキ子さん、上沼恵美子さん、オール巨人さんのスリーショットは圧倒的。2日前に全国放送された「アッコと恵美子」で約束された2人でのメドレーコーナー、巨人さんと上沼さんが初のデュエットで「浪花恋しぐれ」のカバーも。さらには円広志さんが「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ)のテーマ曲「ハートスランプ二人ぼっち」も。毎年濃い特番ですが、例年以上に濃い72分間でした。

 

10/27(木) フジテレビ「silent」

第4話は先述の通り23:30からの放送になりましたが、静かな雰囲気のドラマなので深夜でも見てられます。主人公・紬(川口春奈)の元彼と今彼の関係になる想(目黒蓮)と湊斗(鈴鹿央士)が打ち解け、同級生と久々にフットサルに興じるまでは良かったのですが、ラストで衝撃的な展開。やさしさってこんなに辛いのかと…。紬の手話講師・春尾(風間俊介)が手話で会話するシーンにも注目。

 

特集

脚本家の三谷幸喜さんが作・演出の舞台「ショウ・マスト・ゴー・オン」の宣伝を兼ねて、プライベートで親交のあるTBSの安住紳一郎アナウンサーの番組に次々と生出演。どの番組でも三谷さんの個性と狂気に溢れていました。

 

15日土曜は今年4月から総合司会を務めている「情報7daysニュースキャスター」(Nキャス)に出演。オープニングでは、大地真央さんに教えてもらった街で一般の人に声をかけられたとき「人違いです」と言う術として口角を上げる変顔を披露。安住さんだけでなくエンディングではコメンテーターの三雲孝江さんと池谷裕二さんもやらされる羽目になりました。

 

16日日曜はTBSラジオ安住紳一郎の日曜天国」にゲスト出演。Nキャスから約半日後の生共演となりました。三谷さんが安住さんにNキャスの放送終了後にメールやLINEを送っていることや、この日の入り時間を間違えたことも報告するほどの仲の良さ。アニメ「サザエさん」(フジテレビ)の脚本をクビになった話や、2013年に「FNS歌謡祭」(同)でAKB48と「Beginner」を歌って踊ったときにエピソードを本人から聞けたのが良かったです。

 

25日火曜は「THE TIME,」に出演。朝7時からシマエナガダンスを踊ったり、番組キャラクターのシマエナガちゃんになって安住さんと会話したり、外に出て天気予報を読んだり、最後はCGで小さくなってピアノの上に乗ったりとやりたい放題。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の執筆を終えて吹っ切れたかのような三谷さんの振る舞いに朝から笑いと元気をもらいました。

 

さらにはTIME,の後の「ラヴィット!」にも生出演。ここではカラスの鳴き真似をしてMCの川島明さんなどを困惑させていました。三谷さんを制御できるMCは安住さんだけかもしれません。


編集後記

24日月曜、20年以上使っていた電子レンジが物凄い音と火花を出すようになったため、その日にうちに買い換えました。ハイアール製のケーズデンキオリジナルモデルで価格は12000円前後。これまではオーブン機能付きでしたが全く使わなかったのでシンプルなレンジ機能に絞ったものを選びました。ボタンがちょっと押しづらいのが気になりますが大切に使っていきたいと思います。

 

では、今週はこんなところです。

No.064 アツい展開

2022年10月15日~21日号

 

今週の収穫ピックアップ

10/16(日) サッカー天皇杯決勝 サンフレッチェ広島×ヴァンフォーレ甲府

プロアマ問わず参加できる国内サッカーチームNo.1決定戦。ハーフタイム中にはNHKKing Gnuによる同局のFIFAワールドカップカタール大会のテーマソング「Stardom」を初オンエアしました。

正直それ目当てではありましたが、16時頃にもう一度見てみたら1-1の延長戦後半で、甲府へのペナルティで広島のPKになったところをGKの河田晃兵選手が抑えて運命のPK戦に。そこでも広島の4球目で河田選手がスーパーセーブが炸裂し甲府が初優勝を果たしました。J2のチームによる下克上は激アツです。気付いたら17時半のエンディングまで見入ってしまいました。

 

10/18(火) 関西テレビ千原ジュニアの座王

毎週が熱戦の通常回を上回る、芸人のみなさんの熱気に包まれた笑いの総合格闘技でした。全国ネット4度目で初の2時間かつゴールデンタイムということもあってか、サツマカワRPGさんが得意な大喜利が思うようにいかなかったり、ハリウッドザコシショウさんが1分トークを終えたときに押すボタンを喋る前に押してしまったり、さらには座王の常連が次々と敗れたりと波乱の展開の連続。決勝戦は特に激アツだったのでお見逃しなく。

 

10/19(水) テレビ朝日「相棒 Season21」※ネタバレ含む

今回は初回の後編。杉下右京(水谷豊)と再びのタッグでせっかく犯人を突き止めたのに権力の乱用に巻き込まれて妻の美和子(鈴木砂羽)と共にサルウィンから国外退去となった亀山薫(寺脇康文)に刑事への復帰を誘ったのは、なんと因縁のライバル伊丹憲一(川原和久)。意外すぎる展開に驚いたのと同時に、牽制しつつも薫ちゃんを気遣うイタミンのツンデレぶりに胸熱です。特命係への出戻りで私も相棒ファンに出戻りたいと思います。

 

10/21(金) フジテレビ「全力!脱力タイムズ」

今回はシニア世代と若者世代の相互理解がテーマ。アリタ哲平キャスターとゲストの川津明日香さんがシニア世代の座談会を司会するも一向にまとまりがつかず途中で切り上げ。ゲストの岡田圭右さん(ますだおかだ)も司会するために会場に入ると、そこにはBSフジの「クイズ!脳ベルSHOW」のセットが。解答者の面々、進行の川野良子アナウンサー、番組の演出が本家脳ベルのままで驚きました。アリタキャスター曰く80代以上が見ている番組と岡田さんMCのシニア向けクイズ番組のコラボはとても楽しかったです。

 

特集

川口春奈さんとSnow Man目黒蓮さんが出演しているフジテレビのドラマ「silent」の第3話が20日木曜に放送されました。今回は鈴鹿央士さん演じる2人の高校の同級生が軸となる回で、初回以上に切ない展開で思わず目頭が熱くなってしまいそうなストーリーでした。Official髭男dismによる主題歌「Subtitle」冒頭の歌詞が沁みます。

個人的に、このドラマは日常風景の画が美しく、サントラを最小限に抑えて空調の音や衣服が擦れる音といった日常の音を聞かせているのが特徴的に感じます。演出の風間大樹さんが監督を務めたテレビ東京のドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(通称チェリまほ)を彷彿とさせます。

放送時Twitterでは「#silent」が世界トレンド1位に上り、TVerの再生回数は2週連続で民放の全ドラマの最高記録を樹立。私のTLでもこのドラマが徐々に盛り上がってて勢いを感じます。さらにはパンサーの向井慧さん、目黒さんと「アイ・アム・冒険少年」(TBS)で共演している岡村隆史さんも自身のラジオでsilentについて話していました。ドラマの展開のみならず人気がどこまで伸びるか楽しみです。

なお、TVerやFODでは1話から3話まで無料配信中(22日12:00時点)。興味はあるけどまた見てない方はこの機会にぜひ。

 

編集後記

今月30日に開催される「ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭」の公式グッズのひとつである「やべっちカレンダー」が15日土曜に届きました。

矢部浩之さんが雑誌「東京カレンダー」のインタビューを受けたことがきっかけで生まれたネタコーナーが実際のカレンダーとして商品化。放送で採用された矢部さんのお洒落でかっこいいキャッチコピーが日めくりでまとめられ、ネタを送ったハガキ職人のみなさんのお名前もクレジットされています。フレームがしっかりとした素材なので永く使っていこうと思います。


では、今週はこんなところです。

No.063 笑いは偉大

2022年10月8日~14日号

 

今週の収穫ピックアップ

10/9(日) 日本テレビ笑点

先月30日にこの世を去った大喜利メンバーの三遊亭円楽さんを偲び「円楽さんありがとう大喜利」を放送。円楽師匠のポジションには生前召していた紫の色紋付が衣桁に掛けられ、空席につきアクリル板が撤去されていて寂しさを覚えました。それでも残りのメンバーの師匠方は持ち前の笑いで円楽師匠を送りだし、最後は"香典代わり"の座布団10枚。いつもの日曜夕方をお茶の間に届けてくれたことに感謝しかありません。

 

翌10日月曜には笑点をベースとした円楽師匠の追悼特番を放送。大喜利での名回答や日本テレビに眠る円楽師匠のアーカイブ、そしてお弟子さんやスタッフの介護を受けながら高座に上がる晩年の映像まで。ほぼ全員涙ながらにメッセージを送る笑点メンバーを見て円楽師匠の偉大さを思い知りました。これからは舞台のどこかで見守っていてほしいです。

 

10/9(日) NHK「鎌倉殿の13人」

主演の小栗旬さん演じる北条義時鎌倉幕府の2代目執権となりクライマックスが近づく大河ドラマがファン感謝の裏話トーク特番を放送。小栗さんをはじめ小池栄子さん、坂東彌十郎さん、坂口健太郎さん、佐藤二朗さんといったメインキャストがスタジオに集結。さらに大泉洋さん、佐藤浩市さん、菅田将暉さん、そして脚本家の三谷幸喜さんがVTR出演。撮影秘話、小栗さんが撮影時に着けていたメッセージ入りのマスク、源頼朝を演じた大泉さんのクランクアップの様子など、ファンのみならず鎌倉殿をまだ見てない視聴者も楽しめる内容になってました。鎌倉殿ファンの佐久間宣行さんのMCも良かったです。

 

10/11(火) テレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」

今回のテーマは「1991年の野沢直子」。当時「夢で逢えたら」(フジテレビ)、「笑っていいとも!」(同)、「クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!」(日本テレビ)といった人気番組のレギュラーを抱え絶頂期を迎えていたなかで単身渡米したきっかけを野沢さん本人や清水ミチコさんなどの証言を交えて振り返りました。野沢さんが東京吉本出身だったこと、渡辺直美さんのニューヨーク留学にも影響を与えていたのは初耳でした。月曜から火曜への移動後も引き続きお笑い史やテレビ史を深掘りしてほしいです。

 

10/12(水) テレビ朝日「相棒 Season21」初回

杉下右京(水谷豊)の初代相棒・亀山薫(寺脇康文)の帰還で開始前から高い注目を集めた人気刑事ドラマの新シリーズがついに開始。相棒の新作を見るのは8年ぶりなので登場人物や撮り方の変化が見受けられましたが、初期からのレギュラー陣も多くいてとても懐かしかったです。亀山の永遠のライバル・伊丹憲一(川原和久)の「特命係の亀山〜!」も久々に聞けて胸熱です。今回は前編だったので次回以降も見逃せません。

 

10/13(木) フジテレビ「silent」

主演の川口春奈さんとSnow Man目黒蓮さんが高校時代からの幼馴染みを演じる木曜劇場の恋愛ドラマ。今月6日の初回放送時に話題になっていたのでTVerを使って見たところ、あまりにも切なすぎて余韻がすごかったです…この日リアタイした2話も重要なシーンでサントラを入れず、衣服が擦れたりスマホを入力しているときの細かな音が響く物静かな演出に引き込まれました。初回は当記事の投稿時点でも見逃し配信中なので気になる方はぜひ。

 

特集

8日土曜、TBSで「お笑いの日2022」が14時から22時まで8時間生放送されました。司会は3年連続でダウンタウン(浜田雅功松本人志)。2020年に開始されてから定着しつつある大型特番です。

最初のパートは「お笑いプラスワンFES」。お笑いコンビが別のコンビの片方、あるいはピン芸人とタッグを組んだ一日限りのコントや漫才が披露されました。鬼越トマホークが因縁のほんこんさん、さらば青春の光が同じ松竹出身(脱竹組)のTKO木下隆行さんと組んで土曜の昼から物々しい空気にもなりましたが、ランジャタイとダイアンの津田篤宏さんのコラボネタ「ゴイゴイスーミュージカル」は特に面白く、フジテレビ開局時の番組「ザ・ヒットパレード」のテーマ曲にのせた「ゴイゴイ〜ス〜スス〜」の替え歌は耳に残りました。

15時半頃からは「あらびき団」。深夜の地下お笑い番組が史上最も早い時間に登場。ハリウッドザコシショウさんや風船太郎さんといったあらびき芸人のネタは面白かったのですが、途中から生出演したダウンタウンの2人にはハマらず、MCのライト東野(東野幸治)が思わず謝罪する展開も。来年は無さそうです(苦笑)

16時半頃からは「ザ・ベストワン」。今年もMCの笑福亭鶴瓶さんが浜田さんに弄り倒されていました。爆笑問題霜降り明星コサキン(小堺一機関根勤)がお笑いの日に初登場していて嬉しかったです。特に面白かったのは放送中に漫才の展開を決める「ザ・ベストワンテイク」。2組目のマヂカルラブリー野田クリスタルさんがカミングアウトとして先月の月収が900万円、昨年の年収が8000万円だったことを明かしスタジオは騒然。途中で乱入した錦鯉の2人も給料をカミングアウトする流れになってしまい、長谷川まさのりさんは1200万円、渡辺隆さん1000万円だったことを告白。M-1チャンピオンは夢があります…

そして19時からはコント日本一決定戦「キングオブコント」。1stステージではファイナリスト10組の点差がかなり僅差で激戦。思わず全員優勝と言いたくなるほどでした。個人的には、現実でありそうな日常をBGMを使わずに演じきるかが屋のコントや、喫茶店のテーブルにタバコの赤LARK1カートンを置いて「ラジオみたい」と例えたコットンのコントが特に面白かったです。「キスは禁じ手」や暗転・明転演出に手厳しい審査員のコメントも印象的でした。これを逆手に取って会場を沸かせるコント師が現れますように。

私は2020年からKOCを全編見るようになったので、お笑いの日の相乗効果は大きいと思っています。「オールスター感謝祭」に並ぶ秋の風物詩として来年以降もこのスタイルで放送してほしいです。

 

編集後記

今月8日に閉店した天丼てんやに続き、24日には水戸市内で唯一のステーキガストも閉店と聞きつけ10日月曜祝日に食べに行きました。同店舗へは前身のCaféレストランガスト以来15年ぶりの来店。サーロインステーキとセットで注文したサラダバーとカレーバーでひとりファミレスを満喫。自分がカレーをおかわりしてるときに本日のカレーが入れ替わって2種類の味を楽しめました。

コロナ禍以降、個人経営・チェーン問わず飲食店の閉店が相次いでいます。昨年にはデニーズが水戸市内から撤退し、先月末には幼少期に連れてってもらっていた水戸駅南口近くのマクドナルドが閉店(ただし、移転オープン)。これからも開店・閉店の情報サイトで馴染みの店が閉店を知った際になるべく来店していきたいと思います。

 

では、今週はこんなところです。

No.062 感謝

2022年10月1日~7日号

 

今週の収穫ピックアップ

10/1(土) TBS「オールスター感謝祭'22秋」

改編期恒例の大型特番がこの秋も放送。卓球企画で水谷隼さんの球を打てなかったのに終始すまし顔のMr.桐谷こと桐谷健太さん、アーチェリー企画でイケメン俳優が矢を放つ度に黄色い歓声を上げるMCの島崎和歌子さんがとても面白かったです。また、前回総合優勝を果たした霜降り明星粗品さんは総合12位に陥落。二宮和也さんは2回連続で総合2位の快挙。今回の総合優勝はニューヨークの屋敷裕政さんでした。

 

10/1(土)深夜 TBS「オールスター後夜祭'22秋」

今回で7回目となる感謝祭後のお楽しみ。「クイズ☆正解は一年後」「水曜日のダウンタウン」を手掛けている藤井健太郎さんのアイデンティティが色濃く反映された企画は刺激的です。特に答えがすべて①番の板東英二さんの問題3問を無限ループさせるピリオド、コロナ前まで感謝祭名物だったぬるぬる相撲を催眠術を使って復活させるイベントは狂気の沙汰でした。今回は、ななまがりの初瀬悠太さんが総合優勝。最下位だったハリウッドザコシショウさんは次回以降出禁となります。

 

このとき関東では日本コカ・コーラジョージアのCMが繰り返し放映され、番組との連動企画なのではと疑いたくなるほど狂気の沙汰でした。CM中に流れたBTSの「Butter」を一生分聴いた気分です。

 

10/3(月)深夜 TBSラジオ空気階段の踊り場」

今回は空気階段の「オールスター感謝祭」出場前と後の録音をガッチャンコ。出場前は予習としてリスナーが考えた4択問題や並べ替えクイズに挑戦。実際に感謝祭で使われているSEやBGMそのままで、さすがTBSだと思いました。出場後の裏話も楽しかったです。ちなみに、水川かたまりさんは総合11位、鈴木もぐらさんは総合21位でした。

 

10/4(火) TBS「ラヴィット!」

この日は1982年にフジテレビで「笑っていいとも!」が始まった日。そこでいいとものテーマ曲「ウキウキWATCHING」にちなみ、出演者がオススメのウキウキするものを紹介していました。MCの川島明さんはいいともの看板コーナー「テレフォンショッキング」を挙げ、この番組でも実際にゲストを生電話で呼び出せるか挑戦。タモリさんと観覧のやり取りも再現され、ラヴィットが名実ともに"令和のいいとも"になった日でした。

 

なお、この日は北朝鮮のミサイル発射に伴うJアラートの発令で「THE TIME,」が8時以降も放送され、ラヴィットは8:35開始となりました。それでもいつも通り明るく楽しく進行するこの番組に強い意志を感じます。

 

10/4(火) テレビ朝日タモリ倶楽部

今月で放送40周年を迎えた毎度お馴染み流浪の番組が火曜23時台で特番。この日デビュー50周年を迎えた松任谷由実さんを迎えて空耳アワーSP。最新作からユーミンが選ぶ名作、さらにユーミンの曲での空耳「空ユミアワー」が放送されました。どれも面白かったですが、ユーミンの「埠頭を渡る風」の歌詞「もうそれ以上、もうそれ以上」が「妄想令嬢、妄想令嬢」に聞こえるネタは空耳というよりボキャブラ天国のネタでした。制作会社が同じハウフルスなので大目に見ます(笑)

 

10/4(火)深夜 ニッポン放送星野源オールナイトニッポン

2日日曜に放送55周年を迎えたANNが全体ジングルを刷新。2期連続で起用された源さんが解説を交えながら新ジングルを披露していました。メロウでジャジーなジングルやヒップホップ調のジングルまで、深夜に暗い部屋でワイドFMをつけて聴きたい曲ばかりです。源さんが「ジングルは時代を映す」と表現してたのも印象的でした。この番組の後の「ぺこぱのオールナイトニッポン0(ZERO)」より使用開始となります。

 

特集

先月30日に亡くなった落語家の三遊亭円楽さんに生前お世話になった有名人や番組が、放送を通じて哀悼の意を表していました。

 

円楽師匠が大喜利メンバーだった日本テレビの「笑点」は2日日曜の放送で演芸コーナーを差し替えて緊急の追悼企画を放送。楽太郎時代から円楽襲名など、45年間の足跡をたどっていました。当時27歳でメンバー入りしたこと、笑点を初回から出演している桂歌丸さんと林家こん平さんに挟まれながらも腹黒インテリキャラを確立させたのはすごいです。

落語家・三遊亭楽大時代から円楽師匠に慕われていた伊集院光さんが代役を務める5分間の帯ラジオ番組「三遊亭円楽のおたよりください!」は、円楽師匠が亡くなった日の夜に1週間分の放送を録り直しました。3日月曜放送分で伊集院さんは若干声を震わせながら「師匠の師匠(5代目圓楽)の代からずっとお世話になってる番組を一緒にやれるのが嬉しい」と話し、「師匠を思って聴いてくださってるのであればお線香を一本あげていただけませんか」と呼びかけていました。放送を聴いてる側としても感情がこみ上げる4分間です。

笑点の司会者で、ニッポン放送高田文夫ラジオビバリー昼ズ」の水曜を担当している春風亭昇太さんは愛媛県での独演会の前に訃報を聞き、高座でいつ円楽師匠に触れるか葛藤していたようです。円楽師匠は「こうだ!」と思ったら真っ先に行動する意欲の強さがあり、昇太師匠は「お金持ってる高校生」と例えて笑いを誘っていました。また、円楽師匠のお弟子さんたちには"芸"よりも"志"を継いで欲しいとエールを送りました。

 

笑点での腹黒キャラとは裏腹に、メンバーやお弟子さんへの気配りや、東西の名人を集めた博多・天神落語まつりのプロデュースなど、常に周りに尽くしてきた円楽師匠。今月9日の笑点の追悼企画、翌10日の日テレでの追悼特番で在りし日の姿を見てまた笑いたいと思います。

 

編集後記

水戸市にある茨城県内で唯一の天丼てんやが今月8日で閉店することになり、1日土曜にオールスター天丼を食べに行きました。海老、いか、ほたて、まいたけ、れんこん、いんげんの天ぷらが乗って690円は大満足です。自宅から離れた郊外の店舗につき行く機会が無かった(約3年ぶり2回目)のが心残りではありますが、またいつか市内あるいは県内にてんやが帰ってくることを願いたいです。

 

では、今週はこんなところです。

No.061 テレビの秋

【2022年9月24日~30日号】

みなさんどうも、ノブユキです。29日木曜、仕事終わりに空を見上げたらうろこ雲が広がっていて秋の深まりを感じました。気付けばテレビは改編期。今年も秋の夜長を特番で楽しんでいきたいと思います。それでは目次をどうぞ。

 

今週の収穫ピックアップ

9/25(日) フジテレビ「千鳥の鬼レンチャン」

今回は3時間にわたりサビだけカラオケ。"木山裕策"の名前を奪われた細シャ、細シャの代わりに木山を名乗るもっと木山(Mr.シャチホコさん)、かまいたち山内健司さんの煽りに打ち勝ちたい丘みどりさん、キーを下げ賞金を半額させてまで鬼レンチャンを狙うほいけんたさん、すべてモノマネで鬼レンチャンを狙う松浦航大さん、なかなかダイゴーを言わないゆめちゃんといった6人の挑戦者それぞれの人間模様が垣間見える3時間でした。千鳥とかまいたち、番組側の容赦ないツッコミやイジリも面白かったです。

 

9/25(日) テレビ朝日「くりぃむナンタラ」

今回は半年ぶりに「芸能界ビンカン選手権」を開催。韓国料理の店、テレ朝のスタジオ、映画の完成披露試写会に隠されたビンカンポイントを探しました。明らかに違和感のある光景から言われないと全く気付かない変化まで趣向を凝らしたポイントので楽しかったです。「くりぃむナントカ」から見続けている視聴者が思わず反応しそうな仕掛けもあり、最近はグルメに走りがちなナンタラの原点回帰を感じる回でした。

 

9/27(火) 日本テレビ「解禁!音楽番組名シーンランキング THE神うた」

日テレのアーカイブセンターに眠る音楽番組の秘蔵映像を一気に放出。「ザ・トップテン」で上を向いて歩こうを歌う坂本九さん、「歌のトップテン」でドライアイスに滑る光GENJI、「Music Lovers」でパフォーマンスするレディー・ガガさん、「LIVE MONSTER」で田原俊彦さんと踊る三浦知良さん、「ベストアーティスト」でPerfumeと踊る近藤春菜さんと水卜麻美アナウンサー、「THE MUSIC DAY」でのジャニーズメドレーなどをテンポよく流していました。また、スタジオにいた藤原紀香さんが松任谷正隆さん、今田耕司さんとMCを務めていた「FUN」の映像も貴重で圧倒されました。同局の別のアーカイブ番組のように4:3の映像を16:9に引き伸ばすことなく放送していたのも良かったです。

 

9/28(水) TBS「ラヴィット!」

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この日は1989年に「ザ・ベストテン」の最終回が放送された日にちなみ、出演者の好きだったテレビ番組やTBS初出演映像が放送されました。しかし、過去映像は何かと権利の関係でTVerで配信されないことが多いため、前日の予告や放送直前の「THE TIME,」とのクロストークではリアルタイム視聴を推奨していました。果たして、TVerでどこまで流すことができたでしょうか…

 

編集後記

「週末のお得な楽しみ方を提案するお出かけバラエティ」をコンセプトに、2002年10月から20年間放送されてきたフジテレビの「もしもツアーズ」が24日土曜に最終回を迎えました。

40回目となる箱根ロケのゲストは、キャイ~ンと長年親交のあるウッチャンナンチャン。近年はウンナンの共演が数える程度しかないのでとても貴重です。キャイ~ンはウンナンの背中を見てきたと語り、ウンナンはキャイ~ンが番組を20年やってきたことを労う。日本テレビの「ウリナリ」で切磋琢磨してきた2組のトークはそれぞれの人柄の良さが出ていて最高の最終回でした。今後は特番で継続とのことです。

フジテレビでは現在「タカトシ温水の路線バスで!」「有吉くんの正直さんぽ」「なりゆき街道旅」「有吉の夏休み」を放送し、かつては「風まかせ 新・諸国漫遊記」「晴れたらイイねッ!」などを放送。もしツアが20年続いたのも、28日水曜に放送された「小泉孝太郎&ムロツヨシの自由気ままに2人旅」が世帯14.7%を記録したのもフジが旅番組に強い局であることの証だと思います。これからも旅の楽しさを伝える番組を数多く制作してほしいです。

 

さいごに

30日金曜、落語家の三遊亭円楽さんがこの世を去りました。私が物心ついたときから毎週見ている日本テレビ笑点」のファンとして、円楽師匠の大喜利復帰を心待ちにしていただけにとても寂しいです。まだ心の整理がつかないので次回のブログで詳しく取り上げたいと思います。

 

では、今週はこんなところです。

No.060 人柄と才能

【2022年9月17日~23日号】

みなさんどうも、ノブユキです。ニッポン放送で深夜3時から放送されている「オールナイトニッポン0(ZERO)」がこの秋さらにネット局を増やし、平日は全国31局の大台に乗ることがわかりました。

かつては九州地方で福岡県のKBCラジオでしか放送されていなかった番組が大分県のOBSラジオのネット開始により全県進出。わずか1年半での制覇はここ数年の枠全体の勢いを感じます。radikoプレミアムに入ってないリスナーの方たちにも楽しんでいただきたいです。

それでは目次をどうぞ。

 

今週の収穫ピックアップ

9/18(日) TBSラジオ安住紳一郎の日曜天国

11時台のゲストコーナーにシンガーソングライターの川崎鷹也さんが登場。音楽活動を目指すきっかけとなった学園祭の出来事、さらにTikTokで突然火がついたと語る代表曲「魔法の絨毯」の弾き語りも披露していました。「君は天然色」「メロディー」といった名曲カバーでは亀田誠治さんに武部聡志さんと名だたる音楽プロデューサーとのタッグが実現しており、川崎さんの人柄の良さに溢れたエピソードか聞けました。

 

9/19(月・祝) フジテレビ「お笑いオムニバスGP」

番組前半は「芸人グルメンタリー オモウソい店GP」。中京テレビの「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」のパロディ企画で、芸人のみなさんが考えた飲食店の店主と"オモいっきりウソな店"のコントが行われました。「テレビの前のみなさ~ん」で始めるナレーションやテロップ演出、さらにテーブルに置いて回してるカメラを料理か来た瞬間にすかさず持ち上げるくだりが見事に再現されており、とてもクオリティの高いパロディで面白かったです。クリエイターズ・ファイルでお馴染みのロバート秋山竜次さん扮する店主はさすがとしか言いようがありません。

一方、翌20日火曜の本家オモウマは、ディレクターがロケの度に店でアルバイトさせられる中華料理店の家族と夏休みに旅行したVTRを放送。ほぼ真っ暗なお祭りの雑踏に、ディレクターが就寝時に部屋の明かりを消して完全に真っ暗なシーンをカットせずに使ってしまう中京テレビに図らずも本家の矜持を感じました。

 

そして番組後半は「2億4千万のものまねメドレーGP」。今回もベテランや新星が定番ネタから新作まで、ものまねネタを余すところなく披露していて笑いが止まりませんでした。なかでも初登場のレッツゴーよしまささんが披露した1人ドリフターズのクオリティは圧巻。素の志村けんさんのものまねは本人がそこにいるのではと思うほど激似でした。こちらは配信が無いのが惜しい!

 

9/23(金・祝) テレビ朝日ミュージックステーション

今回は夕方6時からの4時間SPとあって豪華な面々。テレ朝本社1階のアトリウムに久々にお客さんを入れての生パフォーマンスも行われました。トリでは松平健さんの「マツケンサンバII」と郷ひろみさんの「お嫁サンバ」のコラボが披露され、画面全体が金色に覆われるほどの演出はとても煌びやかで、なんだか元気が出てきました。

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この回をもって並木万里菜アナウンサーがサブMCを卒業。放送時間変更やコロナ禍を経ての4年間でした。タモリさんに初めて挨拶したときに言われた「向上心はいらない。反省しなくていいんだよ」が支えになっていたようです。

 

編集後記

今月15日、テレビプロデューサーの佐久間宣行さんがパーソナリティを務める「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」が、今年4月6日深夜の放送回で日本民間放送連盟賞のラジオ番組生ワイド部門で最優秀賞を獲得しました。同部門での最優秀はニッポン放送の開局以来初の快挙です。

この日のフリートークは、佐久間さんと高校生の娘さんと2人きりの箱根旅行。素直に「一緒に行こう」と言えなかった佐久間さんが服・食事・撮影スポット・道中でのトークを準備して行ったことを告白したら、照れで親に冷たい態度をとってしまったリスナーのメールが寄せられ、なかには亡き父との旅行を思い出したリスナーのメールもあって心あたたまる回となりました。

受賞後初の放送となった21日水曜深夜は、佐久間さんが今まで携わってきた番組で初めて受賞できたと喜びを語っていました。さらに、この回がきっかけで亡き父の笑い声をiPhoneのタイムラプス機能で聞いたという感謝のDMが来たことを告白。深夜3時4時のラジオながら幅広い層に愛されているのは佐久間さんの人柄が大きいと思います。これからも"船長"による楽しいラジオを期待したいです。

 

では、今週はこんなところです。

No.059 ラフ・トーク・ミュージック

【2022年9月10日~16日号】

みなさんどうも、ノブユキです。以前、TBSの「ラヴィット!」で相席スタートの山添寛さんが「FANZAグレープ」とボケて話題になった丸永製菓のファンタグレープアイスバーを16日金曜にようやく買うことができました。

グレープ味のアイスキャンディー・シャーベット・ソースの3層構造がとてもジューシーな味わいで美味しかったです。丸永製菓と同じく福岡県に本社を構えるディスカウントドラッグコスモスに置いてあったので、コンビニやスーパーに行ってもなかなか見つからない場合はそちらをあたったほうがいいかもしれません。それでは目次をどうぞ。

 

今週の収穫ピックアップ

9/12(月)~17(土) ニッポン放送オールナイトニッポン」MUSIC WEEK

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ANN放送55周年を記念し、パーソナリティが全員ミュージシャンのスペシャルな1週間が3年ぶりに開催。日本の音楽シーンを支える面々が集結しました。

 

星野源さんがレギュラーの火曜1部はSpotifyポッドキャストに対応できるファンファーレをリスナーに募集。趣向を凝らした数秒間の表現に魅了されました。また、リスナーの音楽に関する質問への回答も興味深かったです。

水曜1部はAdoさん。今年1月に担当した土曜2部のときよりもラジオスターの片鱗を感じました。歌声が力強いAdoさんがトークで笑い上戸になるギャップが魅力的です。

金曜1部はYOASOBI。火曜Xの卒業から半年ぶりに帰ってきました。Ayaseさんとikuraさんのトークとやり取りは微笑ましくもあり、X時代からのリスナーとして早くも懐かしさを覚えました。

 

最終日に登場する1部のNUMBER GIRL、2部のくるりトークにも注目です。

 

9/12(月) 日本テレビ月曜から夜ふかし

この夏で100回目を迎えたコミックマーケット(コミケ)に密着。昨年冬からコロナ対策で入場時間を分けたチケット制となり、国際展示場駅での"始発ダッシュ"は姿を消していました。また、会場の東京ビッグサイトから程近いカフェ・ベローチェ有明店では、コミケの来場者のために各店から店長クラス精鋭を集めて提供スピードを早めていたことも初めて知りました。

 

9/12(月) テレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」

今回は芸人ヒットソングSP。ビートたけしさんの「浅草キッド」、とんねるずの「雨の西麻布」などがオンエアされました。1995年に今田耕司さんが"KOJI1200"名義でリリースした「ナウ ロマンティック」にUKの音楽シーンが影響していたのは意外でした。まさに芸人ソング版"関ジャム"。翌週19日に放送される後編も楽しみです。

 

9/15(木) 読売テレビダウンタウンDX」

今回はゲストが全員大御所有名人。自由すぎて突然喋り出したり、分かりづらいボケをかましたりと、誰よりも年下のダウンタウンの2人がたじろいでしまう場面を久々に見ました。数多くの大御所を迎え入れてきたトークバラエティならではの企画でした。

さらには「スターのぞき見ランキング」が復活。ゲストよりも先輩のレジェンド有名人たちのエピソードは世が世すぎて笑ってしまいます。特に内田裕也さんが誕生日パーティーアントニオ猪木さんから闘魂注入を受けたときの話が面白かったです。まだまだ昔の芸能界の話を聞いてみたいのでこれからもお元気で…

 

9/16(金) TBS「石子と羽男ーそんなコトで訴えます?ー」最終回

有村架純さん演じるパラリーガル・石田硝子と、中村倫也さん演じる弁護士・羽根岡佳男がタッグを組み、現代を取り巻くトラブルや社会問題に向き合う弁護士ドラマが完結。コメディタッチでスピード感のある展開が特徴で、TBSの実際のニュース映像(主にNスタとnews23)を使った演出や世論を味方につけるストーリーも印象的でした。脇を固める赤楚衛二さん、さだまさしさん、おいでやす小田さんの演技も光っており、初の連ドラレギュラーだったさださんの自然体な演技を他の作品でも見たいです。

 

編集後記

10日と11日、今年もフジテレビで「FNSラフ&ミュージック」が2夜連続で放送されました。3年連続で中止となった「FNS27時間テレビ」の代替特番ではありますが、今年は昨年以上に生バラエティのフジが存分に発揮されていました。

第1夜の「IPPONグランプリ THE LIVE!」は同番組初の生放送でしたが、Snow Manチームも吉本大喜利苦手芸人チームもなかなか1本が取れず、0ポイント判定も連発。回答者が1本取っただけで両チームの他の回答者が立ち上がって盛り上がる一体感も生まれていました。最終的に4-3でSnow Manチームが勝利しましたが、吉本チームの陣内さんは1本も取れずに終了。生放送だからこそ面白く見られた企画かもしれません。

さらに今年も第2夜のゲストを第1夜にMC陣が電話でオファーする生ブッキングも敢行。実際に来たのは中居正広さんが電話をかけた北海道日本ハムファイターズ新庄剛志監督、さらに"保険"でオファーした笑福亭鶴瓶さんでした。岡村隆史さん、矢部浩之さん、松本人志さんがそれぞれ電話した上戸彩さん、マツコ・デラックスさん、浜田雅功さんは都合で来られませんでしたが音声のみの生出演だけでも貴重です。初期の「笑っていいとも!」が翌日のテレフォンショッキングのゲストをブッキングするのがいかに大変だったかが分かります。

 

なお、今年は2夜通して軸となったのはダチョウ倶楽部と熱湯風呂。松本さん、岡村さん、鶴瓶さんなどが餌食となってしまいました。風呂から上がった後に口に含んだ風呂の水を「ビーン」と出して一言ボケる一連の流れを上島竜兵さんの代わりにやっていたのは感慨深いものがありました。他にもゲストが熱湯風呂に入ってワチャワチャする展開はフジテレビの生バラエティならでは。もし来年も「27時間テレビ」が中止になったら歌と笑いの祭典でまた楽しみたいです。

 

 

では、今週はこんなところです。