ノブユキ番外編

かつては1週間の個人的収穫を振り返るブログでした。現在は不定期で更新中。

No.062 感謝

2022年10月1日~7日号

 

今週の収穫ピックアップ

10/1(土) TBS「オールスター感謝祭'22秋」

改編期恒例の大型特番がこの秋も放送。卓球企画で水谷隼さんの球を打てなかったのに終始すまし顔のMr.桐谷こと桐谷健太さん、アーチェリー企画でイケメン俳優が矢を放つ度に黄色い歓声を上げるMCの島崎和歌子さんがとても面白かったです。また、前回総合優勝を果たした霜降り明星粗品さんは総合12位に陥落。二宮和也さんは2回連続で総合2位の快挙。今回の総合優勝はニューヨークの屋敷裕政さんでした。

 

10/1(土)深夜 TBS「オールスター後夜祭'22秋」

今回で7回目となる感謝祭後のお楽しみ。「クイズ☆正解は一年後」「水曜日のダウンタウン」を手掛けている藤井健太郎さんのアイデンティティが色濃く反映された企画は刺激的です。特に答えがすべて①番の板東英二さんの問題3問を無限ループさせるピリオド、コロナ前まで感謝祭名物だったぬるぬる相撲を催眠術を使って復活させるイベントは狂気の沙汰でした。今回は、ななまがりの初瀬悠太さんが総合優勝。最下位だったハリウッドザコシショウさんは次回以降出禁となります。

 

このとき関東では日本コカ・コーラジョージアのCMが繰り返し放映され、番組との連動企画なのではと疑いたくなるほど狂気の沙汰でした。CM中に流れたBTSの「Butter」を一生分聴いた気分です。

 

10/3(月)深夜 TBSラジオ空気階段の踊り場」

今回は空気階段の「オールスター感謝祭」出場前と後の録音をガッチャンコ。出場前は予習としてリスナーが考えた4択問題や並べ替えクイズに挑戦。実際に感謝祭で使われているSEやBGMそのままで、さすがTBSだと思いました。出場後の裏話も楽しかったです。ちなみに、水川かたまりさんは総合11位、鈴木もぐらさんは総合21位でした。

 

10/4(火) TBS「ラヴィット!」

この日は1982年にフジテレビで「笑っていいとも!」が始まった日。そこでいいとものテーマ曲「ウキウキWATCHING」にちなみ、出演者がオススメのウキウキするものを紹介していました。MCの川島明さんはいいともの看板コーナー「テレフォンショッキング」を挙げ、この番組でも実際にゲストを生電話で呼び出せるか挑戦。タモリさんと観覧のやり取りも再現され、ラヴィットが名実ともに"令和のいいとも"になった日でした。

 

なお、この日は北朝鮮のミサイル発射に伴うJアラートの発令で「THE TIME,」が8時以降も放送され、ラヴィットは8:35開始となりました。それでもいつも通り明るく楽しく進行するこの番組に強い意志を感じます。

 

10/4(火) テレビ朝日タモリ倶楽部

今月で放送40周年を迎えた毎度お馴染み流浪の番組が火曜23時台で特番。この日デビュー50周年を迎えた松任谷由実さんを迎えて空耳アワーSP。最新作からユーミンが選ぶ名作、さらにユーミンの曲での空耳「空ユミアワー」が放送されました。どれも面白かったですが、ユーミンの「埠頭を渡る風」の歌詞「もうそれ以上、もうそれ以上」が「妄想令嬢、妄想令嬢」に聞こえるネタは空耳というよりボキャブラ天国のネタでした。制作会社が同じハウフルスなので大目に見ます(笑)

 

10/4(火)深夜 ニッポン放送星野源オールナイトニッポン

2日日曜に放送55周年を迎えたANNが全体ジングルを刷新。2期連続で起用された源さんが解説を交えながら新ジングルを披露していました。メロウでジャジーなジングルやヒップホップ調のジングルまで、深夜に暗い部屋でワイドFMをつけて聴きたい曲ばかりです。源さんが「ジングルは時代を映す」と表現してたのも印象的でした。この番組の後の「ぺこぱのオールナイトニッポン0(ZERO)」より使用開始となります。

 

特集

先月30日に亡くなった落語家の三遊亭円楽さんに生前お世話になった有名人や番組が、放送を通じて哀悼の意を表していました。

 

円楽師匠が大喜利メンバーだった日本テレビの「笑点」は2日日曜の放送で演芸コーナーを差し替えて緊急の追悼企画を放送。楽太郎時代から円楽襲名など、45年間の足跡をたどっていました。当時27歳でメンバー入りしたこと、笑点を初回から出演している桂歌丸さんと林家こん平さんに挟まれながらも腹黒インテリキャラを確立させたのはすごいです。

落語家・三遊亭楽大時代から円楽師匠に慕われていた伊集院光さんが代役を務める5分間の帯ラジオ番組「三遊亭円楽のおたよりください!」は、円楽師匠が亡くなった日の夜に1週間分の放送を録り直しました。3日月曜放送分で伊集院さんは若干声を震わせながら「師匠の師匠(5代目圓楽)の代からずっとお世話になってる番組を一緒にやれるのが嬉しい」と話し、「師匠を思って聴いてくださってるのであればお線香を一本あげていただけませんか」と呼びかけていました。放送を聴いてる側としても感情がこみ上げる4分間です。

笑点の司会者で、ニッポン放送高田文夫ラジオビバリー昼ズ」の水曜を担当している春風亭昇太さんは愛媛県での独演会の前に訃報を聞き、高座でいつ円楽師匠に触れるか葛藤していたようです。円楽師匠は「こうだ!」と思ったら真っ先に行動する意欲の強さがあり、昇太師匠は「お金持ってる高校生」と例えて笑いを誘っていました。また、円楽師匠のお弟子さんたちには"芸"よりも"志"を継いで欲しいとエールを送りました。

 

笑点での腹黒キャラとは裏腹に、メンバーやお弟子さんへの気配りや、東西の名人を集めた博多・天神落語まつりのプロデュースなど、常に周りに尽くしてきた円楽師匠。今月9日の笑点の追悼企画、翌10日の日テレでの追悼特番で在りし日の姿を見てまた笑いたいと思います。

 

編集後記

水戸市にある茨城県内で唯一の天丼てんやが今月8日で閉店することになり、1日土曜にオールスター天丼を食べに行きました。海老、いか、ほたて、まいたけ、れんこん、いんげんの天ぷらが乗って690円は大満足です。自宅から離れた郊外の店舗につき行く機会が無かった(約3年ぶり2回目)のが心残りではありますが、またいつか市内あるいは県内にてんやが帰ってくることを願いたいです。

 

では、今週はこんなところです。