ノブユキ番外編

かつては1週間の個人的収穫を振り返るブログでした。現在は不定期で更新中。

No.080 視聴者への還元

2023年2月4日~10日号

 

今週の収穫ピックアップ

2/4(土) NHK「TV70年!蔵出し映像まつり」

六角精児さんと井上咲楽さんがアーカイブセンターの職員を演じるドラマ仕立ての内容で、今月1日でテレビ開局70周年を迎えたNHKの秘蔵映像を公開していました。ドラマやお笑い番組でのスターたちの初々しい姿、70年で一度も休んでない「NHKニュース」が伝えた出来事とOP映像、シートベルトの重要性を検証するためにマネキンが乗った車を崖から落としていた科学番組「ウルトラアイ」など、公共放送が誇る膨大なアーカイブに圧倒されました。NHKのテレビ女優第1号の黒柳徹子さんの映像をどこまで遡れるか調査した企画も。1959年に山間部の小学校にテレビを1年間限定で設置する番組では、そのときの小学生がテレビの特集を見て看護師になった後日談も紹介。これからも視聴者の心を動かすメディアであってほしいです。

 

2/4(土) 日本テレビダウンタウンvsZ世代」

昨年8月に放送され好評を博した特番が早くも第2弾。今回も昭和時代(平成初期もあり)の"ヤバい"習慣や遊び、ヒット商品をテンポよく紹介していました。MCのダウンタウンの足跡を振り返るコーナーでは松本人志さんが中居正広さんと共演した土曜ドラマ「伝説の教師」や、浜田雅功さんが坂本龍馬を演じた三谷幸喜さん脚本の水曜ドラマ「竜馬におまかせ!」が放送されました。さらに日テレが昭和時代に放送した「ミユキ野球教室」や「カリキュラマシーン」の映像も。特に後者は朝の子供向け番組とは思えない奇抜で、ものの数え方でタバコが登場したり、麻雀牌にケチャップとマヨネーズを混ぜる映像はヤバすぎて度肝を抜かれました…

共に今年70周年を迎えるNHKテレビと日本テレビは60周年・65周年と同様に両局がタッグを組んだコラボ企画が来月12~19日に予定されており、テレビっ子の自分はとても楽しみです。

 

2/7(火) JUNK20周年記念イベント「爆笑問題カーボーイ25周年ライブ ~ついでに馬鹿力~」 ※アーカイブ視聴

今月6日からはTBSラジオの深夜番組レーベル「JUNK」の20周年ウィーク。冒頭で流れるサウンドステッカーが東京スカパラダイスオーケストラによって新調され、各番組がイベントを開催。火曜JUNK「爆笑問題カーボーイ」のライブでは開演するや否や太田光さんがステージの「JUNK」のロゴオブジェに跳び蹴り。地上波よりもアブナイ漫才に田中裕二さんが「これ配信だぞ!」とツッコむ姿も。カーボーイの宣材写真の撮り直しが済み、それからは月曜JUNK「伊集院光 深夜の馬鹿力」を担当する伊集院光さんとのトークが展開。JUNK設立前から続く両番組のパーソナリティによるトークは興味深いものばかりでした。VTRコメントで登場した神田伯山さんのとき伊集院さんが焦っていたのも面白かったです。12日深夜1時から生放送される20周年ウィークの集大成ともいうべきパーソナリティ全員集合SPも楽しみです。

このイベントの数時間後にはカーボーイの生放送。ゲストに松村邦洋さんを迎え、リスナーがお悩み相談の体で松村さんにモノマネを振るメール企画を放送。どこか悪意を感じる森光子さん、ドラマ「罠の戦争」での本田博太郎さん、元ネタ知らないのに挑戦した「SPY×FAMILY」のアーニャのモノマネに大笑いしました。

 

2/8(水) TBS「水曜日のダウンタウン

昨年最もドッキリにかかった芸人に予告ドッキリを7つ仕掛け、1週間後に答え合わせをする毎年恒例の企画。今回はザ・マミィの酒井貴士さんがターゲットとなりました。指定された秒数と合わない長尺ナレーション録り、打ち合わせで笑い声とリアクションが異常に大きい取材相手、Zoomの背景が静止画ではなくガチの絶景など、番組ならではのいい意味で地味なドッキリが面白かったです。ただ、酒井さんが正解したのは2つだけで、ドッキリだと思った出来事のほとんどはご近所トラブルに近いものばかりだったので引っ越しをおすすめしたいです。

 

2/9(木) 読売テレビ秘密のケンミンSHOW 極」

今回は「ケンミン熱愛グルメ」に山口県のローカルチェーン・うどんのどんどんが登場。各うどんメニューが1杯ワンコイン前後で、ざるうどんと普通サイズのカツ丼のセットは800円とリーズナブル。さらにレジで注文と前払いして席に着く前後で品物が届く提供スピードの速さにも驚かされました。おにぎりの表面に乾燥わかめがたっぷり付いたわかめむすびも魅力的です。さらに「秘密のOSAKA」では大阪府民が師匠目線になってしまうお笑いへの厳しさを特集。MCの田中裕二さん(爆笑問題)について振られ「ツッコミをブラッシュアップすべき」とアドバイスしてしまう府民にちょっと引きました(笑)

 

特集

日本テレビの長寿演芸番組「笑点」が、昨年秋に亡くなった六代目三遊亭円楽さんに代わる新しい大喜利メンバーを起用することに。先週29日の放送では新メンバーがこの1年間に登場したなかにいると予告していました。円楽師匠の席が週替わりの助っ人回答者になってから半年ほどツイートしていたときのメモを追記しながら残しておいてよかったです。

 

そして5日日曜、いよいよ新メンバー披露目のとき。既存のメンバーが座布団についた後に登場したのは春風亭一之輔さんさんでした。昨年9月に円楽師匠の助っ人として出演しており、キレのある風刺と毒舌が面白くて個人的に推していたので嬉しい限りです。新メンバーとしての初回から司会の春風亭昇太さんを座を狙っており、他のメンバーを罵倒する腹黒さも。円楽師匠がいた席にぴったりの回答者なので今後も楽しみです。

 

一之輔師匠は笑点終了直後の「真相報道バンキシャ!」、さらに翌6日には「ZIP!」と「スッキリ」にも生出演。日テレの各情報番組でも笑いを取っていました。とにかく全国各地での寄席とラジオの生レギュラーで多忙な一之輔師匠のバイタリティに感心しますが、くれぐれも無理のないよう…

 

編集後記

関西テレビお笑い番組千原ジュニアの座王」が先月2日の新春SPで実施したTwitterプレゼントキャンペーンに当選し、7日火曜に番組特製のクリアファイルが届きました。カンテレのロゴが入った封筒には賞品と当選通知書入りクリアファイルが厚紙とトレーシングペーパーに挟まれており、その丁寧さにも感激しました。これからもTVerで視聴するなどして番組を応援していきたいです。


では、今週はこんなところです。