ノブユキ番外編

かつては1週間の個人的収穫を振り返るブログでした。現在は不定期で更新中。

No.045 放送と配信の両立

【2022年6月4日~10日号】

みなさんどうも、ノブユキです。4日土曜、水戸駅南口のオーパにあるガチャガチャの森で「相席食堂」(ABCテレビ)のちょっと待てぃ!!ボタンを手に入れました。

大悟さんやノブさん、千鳥の2人の声など全部で6種類。一度は押してみたかったあのボタンがカプセルトイで何度でも楽しめます。相席食堂のファンのみなさんも地元で探してみてください。それでは目次をどうぞ。

 

今週の収穫ベスト3

6/4(土) NHK「17才の帝国」最終回

主演の神尾楓珠さんが17歳の"総理大臣"を演じる土曜ドラマが完結しました。政治とは何か、正義とは何か、理想と現実、若者と高齢者の隔たり、手のひら返しを厭わない世間…SF作品ではありますが、この国で起きていること、あるいは未来予想図を見ているかのような錯覚に陥るリアリズムは圧巻でした。CGやVFXを駆使した演出も見応えがあり、NHKにしかできない番組だと思いました。今年の夏には参院選があります。このドラマを見た若い有権者投票率が上昇することを願いたいです。

 

このドラマで官房副長官を演じた星野源さんが7日火曜深夜のオールナイトニッポン(ニッポン放送)で撮影秘話を。リスナーから寄せられた「これは平さん(役名)の物語」の視点に感心しました。

 

6/5(日) 福島中央テレビ「サクマ&ピース シーズン2」

福島県いわき市出身の佐久間宣行さんと平子祐希さんが地元の名物を"プロデュース"する期間限定ローカル番組。昨年の放送が県内のみならず、TVerでの配信を見た全国の視聴者からの反響を受けてシーズン2が制作されることになりました。前回と同じような過密スケジュールで、ロケの進行や編集がゆるいのは良い意味で地方局ならでは。それをネタにしつつ、地元民を笑顔にさせたりプロデュースを考えたりする2人の姿は頼もしく思えます。残り3回、どんなロケになるか楽しみです。

 

6/5(日)深夜 J-WAVE「LILY'S TONE」

石田ゆり子さんがナビゲーターを務める日曜深夜の不定期番組に、TBSアナウンサーの安住紳一郎さんがゲスト出演しました。石田さんが安住さんのファンで「安住紳一郎の日曜天国」のリスナーだったので実現したようです。番組がわざわざ音源を借りた「日曜天国」の話はもちろん、安住さんに言葉にまつわる話やプライベートな質問など、石田さんの安住ファンぶりが窺えるトークの連続でした。また、安住さんがミュージックシェアした星野源さんの「恋」から「ぴったんこカン・カン」や「逃げるは恥だが役に立つ」の恋ダンスの話に発展していたのも楽しかったです。

 

オンエアの翌朝、安住さんが「THE TIME,」でJ-WAVEの収録に行った話を。放送局の文化の違いに刺激を受けたようです。

 

耳に残れば名曲です

SixTONES「わたし」

メンバーの松村北斗さんが出演しているドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(関西テレビ)の挿入歌。切なさと色気を感じる一曲です。ピアノやストリングスも美しく、SixTONESが再び「題名のない音楽会」(テレビ朝日)に出演するときはこの曲をオーケストラの演奏で歌ってほしいです。

 

編集後記

7日火曜、ボクシングの井上尚弥選手がタイトルマッチに挑み、フィリピンのノニト・ドネア選手に2ラウンドTKOで勝利。日本人初の3団体(WBAIBFWBC)王座統一を果たしました。井上選手が勝った瞬間、Twitterのタイムラインは私を含め歓喜の声で溢れていました。

 

この試合を生中継したのはAmazon Prime Video。制作はフジテレビが担当しました。これまで国内における井上選手の世界戦はすべてフジテレビが中継してきましたが、昨年末から有料配信サービスにて中継。いわゆるペイパービュー(PPV)が視聴方法となりました。理由としてスポンサーとの兼ね合いや、高額なファイトマネーを得るためとされています。

 

近年は地上波で中継されなくなった(出来なくなった)競技がBSやCS、さらにスポーツ専門配信サービスのDAZNで中継されるようになりました。また、今年の冬に開催されるサッカーのFIFAワールドカップカタール大会は放映権料の高騰によりジャパンコンソーシアム(JC)での購入を断念し、NHKテレビ朝日・フジテレビとABEMAが放映権を獲得しました。民間放送局が高い放映料を払い、無料放送を実現させる企業努力に感謝しつつ、これからもスポーツ中継を楽しんでいきたいです。

 

では、今週はこんなところです。