ノブユキ番外編

かつては1週間の個人的収穫を振り返るブログでした。現在は不定期で更新中。

No.035 クイズ


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2021年8月に開設した当ブログが累計10000アクセスを達成しました。みなさんありがとうございます。これからもどうぞご贔屓に。

 

【2022年3月26日~4月1日号】

 

みなさんどうも、ノブユキです。新年度が始まりました。終わる番組もあれば、始まる番組もある…その瞬間を見守りつつ、新しい番組編成が定着することを願いたいです。それでは目次をご覧ください。

 

今週の収穫ベスト3

3/26(土) TBS「オールスター感謝祭2022春」

春・秋恒例の大型クイズ特番で、霜降り明星粗品さんが悲願の総合優勝を果たしました。粗品さんは各ピリオドで最も成績が良かった解答者に与えられる称号「ピリオドチャンピオン」(通称:ピリチャン)への執念が凄まじく、これまでに7度獲得しています。感謝祭の放送前夜には、この称号をそのままコーナー名にした「霜降り明星オールナイトニッポン」(ニッポン放送)で過去のアーチェリー企画の結果も把握してることを明かしていました。

 

翌週のANNでは感謝祭の裏話を。やはり総合優勝への執念がすごい…(笑)

 

3/27(日) BSJapanext・ABCテレビ共同制作「パネルクイズ アタック25 Next」

大手通販会社・ジャパネットたかた系のBSテレビ局がこの日開局し、昨年9月にABCテレビテレビ朝日系で46年半の歴史に幕を閉じた長寿クイズ番組がついに復活しました。初回は史上初の生放送で、アタックチャンスの前に鳴るチャイムがすぐに鳴らないといった独特の緊張感に包まれていました。司会者の谷原章介さんや番組のルール、解答者席、さらにパネルのグラフィックもそのまま。これまでの30分から1時間に拡大されたので、最も正解の数値に近い解答者がパネルを獲得できる書き問題を取り入れる試みも。これから再び、日曜昼のパネルの取り合いを楽しんでいきたいです。

 

3/29(火)深夜 ニッポン放送Creepy Nutsオールナイトニッポン0」

4年間続いた火曜2部で最後の放送。今回は特別企画として、4時半の放送終了直後にコメントする上柳昌彦さんのANN0受けを聴いて、R-指定さんとDJ松永さんがいつのどんな内容の回だったかを当てる「クイズ!上柳昌彦あさぼらけ」を放送。ANN0がどんなに収拾のつかないエンディングでも、どんなにくだらない内容でも「あさぼらけ」の冒頭でしっかり受ける上柳さんのベテラン技はやはり圧巻です。4月からCreepyのANN0→あさぼらけの流れが無くなるのは一抹の寂しさがありますが、月曜1部でも2人の楽しくてテンポの早いトークを楽しみたいです。

 

それを受けての「あさぼらけ」。2部を去り1部へ昇格するCreepyへのエールを感じます。

 

耳に残れば名曲です

♪藤井風「群青」

今週水曜深夜に生放送された特別番組「藤井風のオールナイトニッポン」の弾き語りメドレーでYOASOBIの代表曲をカバー。藤井さんの甘い歌声による「群青」も聴き応えあります。2時間通してハイセンスで温かい気持ちになる放送でした。

 

編集後記

先週に引き続き、局の財産ともいうべき過去の番組の映像で楽しむことができました。

 

日曜日は爆笑問題、さまぁ~ず、ネプチューンナインティナインが今年元日の爆笑ヒットパレード以来に集結した「爆さまネプナイン」で4組の若かりし頃のフジテレビバラエティを放出。ボキャブラ天国新春かくし芸大会、深夜時代のネプリーグ、めちゃイケ27時間テレビなどの名珍場面が満載でした。さらには冗談画報大石恵三、風まかせといったかなり前の番組の映像も。全員50歳を超えた面々がいかに若い頃体を張っていたかが伺えます。

 

水曜日は「日テレ系音楽の祭典 Premium Music 2022」で20年前に終了した「THE夜もヒッパレ」の復活企画が放送されました。当時出演していた三宅裕司さんや赤坂泰彦さんも登場し、スタジオセットと「見たい、聴きたい、歌いタイ!」の掛け声を再現。過去映像ではグッチ裕三さん、モト冬樹さん、中山秀征さん、安室奈美恵さん、西城秀樹さん、浜崎あゆみさんといった大物たちの映像、さらに意外なゲストとして森光子さんや志村さんの歌唱映像も放出。小さい頃に両親と一緒に見ていた頃の記憶が蘇りました。

 

これらの過去の番組の面白さと華やかさは当時の空気感あってこそ。「午前0時の森」(日本テレビ)のパイロット版では水着姿の女性に対するゲストのセクハラ発言が問題になったように、昔やってた番組のノリを安易に持ち出すと大怪我します。行き過ぎた懐古趣味を防ぐためにも、過去映像は過去映像で楽しみつつ、今現在放送されている番組も存分に楽しんでいきましょう。


では、今週はこんなところです。

No.034 回顧

【2022年3月19日~25日号】

 

みなさんどうも、ノブユキです。土曜日からまた暖かくなってきたと思ったら火曜日に雪。さらに前日からの節電要請もあって停電を恐れた緊張感のある一日でした。ニュース番組の照明も落とされていて、電気を気兼ねなく使うことの贅沢さを知った気分です。この時に限らず節電を心掛けたいものですね。それではまず目次をご覧ください。

 

今週の収穫ベスト3

3/19(土) TBS「新・情報7daysニュースキャスター

番組開始から13年半出演していたビートたけしさん最後の回。放送時間を1時間拡大し、21時台はたけしさんの名珍場面を振り返っていました。

 

最初の5年半はオープニングで"たけしメモ"をやったり、芸能コーナーのVTRで「○○に詳しい事情通」としてコントのようなキャラクターで登場したり、たけしさん担当のコーナーで天井から人形が下りてきたり…今の硬派なNキャスに慣れていたぶん、久々に見るバラエティ色が濃い時代の映像はとても刺激的でした。当時のスタジオセットやテーマ曲にも懐かしさを覚えます。

 

司会兼ストッパー役の安住紳一郎アナウンサーとのやり取りが見られなくなるのは寂しいですが、他番組や降板理由の創作活動でまた楽しませてほしいです。

 

3/21(月・祝) フジテレビ「痛快TV スカッとジャパン」最終回

7年半続いたレギュラー放送の最終回2時間SP。視聴者の体験談を基にこれまで放送したショートドラマを振り返っていました。イヤミ課長で人気を博した木下ほうかさんやこの番組での悪役がきっかけでブレイクした津田寛治さん、胸キュン体験談の再現で高校生役を演じた横浜流星さんや永野芽郁さん、さらに番組宣伝で出演した福山雅治さんや天海祐希さんなど、そうそうたる顔ぶれに圧倒されました。番組内容には賛否両論ありましたが、多くの俳優さんを発掘して活躍させたことは番組にとってかけがえのない財産だと思います。

 

おことわり

オンエアの2日後に出演俳優の女性問題に関する週刊誌の報道がありましたが、人と作品は別というポリシーがあるのでこの番組を紹介しました。

 

3/23(水) TBS「水曜日のダウンタウン

「素人を紹介する際にピッタリの一言を添える関根勤のあの芸、後継者いない説」では、かつて「笑っていいとも!」(フジテレビ)で放送されていた身内自慢コンテスト→そっくりさんカーニバルでMCの関根さんが見せていた名人芸を様々な芸人さんが挑戦する「2代目関根勤選手権」を開催。オードリーの春日俊彰さんや笑い飯西田幸治さんも面白かったですが、なかでも関根さんの事務所(浅井企画)の後輩にあたるずんの飯尾和樹さんは的確さが頭一つ抜けていました。

 

この回では「トリビアの泉」(フジテレビ)や「伊東家の食卓」(日本テレビ)といった2000年代の人気番組を彷彿とさせるVTRも。さらにこの日は「くりぃむクイズ ミラクル9」(テレビ朝日)の新企画で「いいとも」のテレフォンショッキングの1/100アンケートを思い出す新企画も放送され、とても懐かしい気分に浸れた夜でした。

 

耳に残れば名曲です

コーニッシュ「southern Heath Wind」

今週月曜、TBSの情報番組「ひるおび!」がリニューアルを実施。番組テーマ曲がビッグバンドによる壮大なアレンジとなりました。エレキギターの音色がかっこいいです。

 

編集後記

今週木曜、サッカーのFIFAワールドカップカタール大会のアジア最終予選で日本はオーストラリアと対戦しました。試合終了までの数分でFWの三笘薫選手が2点を決めて勝利し、7大会連続のワールドカップ出場を決めました。

 

この対戦を中継したのはスポーツ専門の有料配信サービス・DAZNのみ。日本時間の夕方からゴールデンタイムにかけての試合ではありましたが、近年はW杯の放映権料が1試合で億単位にまで高騰しており、地上波テレビはおろかBSでも中継されませんでした。

 

しかし、地上波ラジオ局のニッポン放送DAZNからの映像と音声を実況する形でこの試合を中継。権利の関係でradikoのタイムフリーとエリアフリーに非対応でしたが、DAZNに加入していない私はそちらでリアタイしてみることに。

 

ラジオでサッカー中継をがっつり聴くのは初めてでしたが、音声だけのメディアで誰がボールを持っているか、誰が走っているか、誰がシュートを決めたかを瞬時に伝えるラジオならではの実況は圧巻でした。さらに解説者と実況アナウンサーが居酒屋のような雰囲気で観戦しているのでより一緒に応援している気分になり、ラジオでサッカーを聞くことの楽しさを覚えました。

 

カタール大会は今年の冬。放映権を獲得したテレビ朝日とABEMA、そしてフジテレビやNHKが報われるほどの活躍を期待しています。

 

 

では、今週はこんなところです。

No.033 放送

【2022年3月12日~18日号】

 

みなさんどうも、ノブユキです。春を感じる陽気から一転、金曜日は冷たい雨が降ってさすがに堪えました。気温の乱高下で体調を崩さぬように…それではまず目次をご覧ください。

 

今週の収穫ベスト3

3/14(月) TBS「THE TIME,」

6:00のオープニングトークで、司会の安住紳一郎アナウンサーがTBSで新型コロナウイルスワクチンの職域接種が今日から始まることに触れ、安住アナは今日の7:58に予約したとのこと。放送時間内なのに大丈夫でしょうか…?

 

7:53頃から安住アナはTBS放送センター12階の職域接種会場へ。リポートや医師へのインタビューを交え、自身が3回目のワクチンを接種する様子を全国ネットで放送するという斬新な展開となりました。なんともテレビならではの中継で朝から興味津々でした。「ラヴィット!」とのクロストークも診察室からでした。

 

ちなみにTBSの企業内診療所の名称は「東京放送診療所」。2020年10月の商号変更で消えた"東京放送"の名がここで残っています。

 

3/15(火)深夜 TBSラジオ爆笑問題カーボーイ

太田光さんが番組収録でテレビ朝日に行ったときのエピソードを。休憩時間に、太田さんを「ピーちゃん」と呼ぶほど親交がある木村拓哉さんが自身の主演ドラマ班用の冷蔵庫を開け、喫煙所にいた太田さんの目の前のテーブルに無言かつノールックでリポビタンDを置いたそうです。この粋な計らいを受けた太田さんはメロメロ。リスナーの自分も惚れてしまいました。木村さんは冷蔵庫の開け方やリポビタンDの持ち方もかっこいいそうです。

 

3/16(水) ニッポン放送オールナイトニッポン」「オールナイトニッポンX」記者会見

この日イマジンスタジオで行われた会見で、4月より火曜2部から月曜1部に昇格するCreepy Nutsと先月から水曜1部を担当している乃木坂46の久保史緒里さんが登場。さらに4月からパーソナリティ総入れ替えとなる「オールナイトニッポンX(クロス)」を担当する緑黄色社会の長屋晴子さん、JO1の白岩瑠姫さん、EXITも登場(他に、事前収録で山田裕貴さん)。これで新年度のANNシリーズの顔が出揃いました。

 

オールナイトニッポン0(ZERO)」が安定した顔ぶれになっている今、ANNXで未来のラジオスターを育てる土壌が出来ている印象があります。ANNXからANN0に移動したフワちゃんとぺこぱに次ぐパーソナリティが現れるますように。

 

耳に残れば名曲です

♪泰葉「フライディ・チャイナタウン

力強い歌声とメロディが特徴的な名曲。以前より知っていますが、昨今、海外のシティ・ポップブームで再評価されているのでまた聴きたくなりました。地元ラジオ局の茨城放送のリクエスト番組がちょうど発売年の1981年特集だったのでこの曲をリクエストしたところ採用されました。サブスクやレコチョクで配信されていない名曲をradikoで時間指定シェアします。

 

編集後記

今週水曜、いつものようにテレビ東京の「あちこちオードリー」を見ているときに揺れを感じ、NHKにチャンネルを変えたら宮城県福島県緊急地震速報が出ていました。該当の県にお住まいの方の心配をしていたのも束の間…揺れはどんどん大きくなり、緊急地震速報は茨城にも拡大され、私は急いで自宅のドアや扉を開放していました。

 

水戸市震度5弱を観測。揺れは3分も続き、11年前の東日本大震災を思い出しました。そこから各テレビ・ラジオ局は緊急報道体制へ。日本テレビとTBSはそれぞれ「news zero」と「news23」で対応。ニッポン放送のANNとANN0は報道特番で約2年半ぶりに休止となりました。

 

どんなに地震予知の技術が発達しても、やはり揺れは数日前から把握できません。家具の倒壊を予防したり、防災グッズの電池や賞味期限を確認したり、日頃の備えをしっかりと行っていきたいです。

 

 

では、今週はこんなところです。

No.032 昇格

【2022年3月5日~11日号】

 

みなさんどうも、ノブユキです。気温がぐんと上がり、いよいよ春を感じさせる暖かさとなりました。改編期もすぐそこ…それではまず目次をご覧ください。

 

今週の収穫ベスト3

3/8(火)深夜 ニッポン放送Creepy Nutsオールナイトニッポン0」

放送200回目を迎えたこの日、番組が来月より月曜深夜1時~3時の「1部」に昇格することを発表。2018年4月にスタートしてから4年、2人にとっての悲願が達成されました。私は放送2年目から聴いていますが、Creepy Nutsが日本の音楽シーンを彩る存在になるまでをリスナーとして見守ってきたので感慨ひとしおです。

 

番組前半ではCreepy Nutsが楽曲提供した木村拓哉さんのアルバムのリリースイベントの様子をオンエア。木村さんと気兼ねなくトークする様子が楽しかったのでこちらもぜひ。

 

 

3/10(木) 日本テレビの改編発表

日テレがこの春で「人生が変わる1分間の深イイ話」や「今夜くらべてみました」などを終了させ、月曜21時台に「しゃべくり007」、22時台に「月曜から夜ふかし」を繰り上げさせること、さらに月曜・火曜22時台に生放送のバラエティ番組を立ち上げることを発表しました。

 

今回の改編で一番気になったのは、土曜19時台の「I LOVE みんなのどうぶつ園」が「嗚呼!!みんなの動物園」へタイトルを変えること。まるで昭和から平成初期にかけてのネーミングセンスに驚きです。「バラ珍」のように再会企画でもやるのでしょうか…

 

3/11(金) 第45回日本アカデミー賞 授賞式

ニッポン放送オールナイトニッポン」のリスナーが選ぶ話題賞。今年度は俳優部門に「花束みたいな恋をした」の菅田将暉さん、作品賞に「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が選ばれました。この賞のプレゼンターとして登場した小栗旬さんは、菅田さんが現在主演を務めているドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ)の主人公・久能整のコスプレ。それを見た菅田さんは笑うしかありませんでした。俳優、そしてANNの先輩としての粋とサービス精神を見た気分です。日本テレビで中継番組を見てましたが、このシーンにすべて持ってかれました。

 

 

耳に残れば名曲です

♪Cavendish Music「Funny Song」

フジテレビ「水曜NEXT!」の枠で放送された「ショートショートショー」のテーマ曲。まるで鳥が歌ってるように聴こえる軽快なメロディが耳に残ります。

 

番組自体も個性的で、様々な芸人さんが撮ったショート動画がたくさん見られて面白かったのですが、画面下25%を占める出演者たちの横並びワイプが気になってしまいました。もし次回あるときは改善されてほしいです。

 

編集後記

昨年、生放送中に時間が無くなり進行を巻いたことで話題になった「R-1グランプリ」(関西テレビ)の決勝が今年も開催されました。昨年の反省を踏まえ、決勝に進出できる芸人の枠や審査員の人数を減らすなど、新聞のテレビ欄で縦読みを施すほどの意気込みを感じます。

 

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そして生放送がスタート。昨年と違って進行がスムーズなので今年は巻かずに終わるだろうと思っていた矢先、すべての決勝進出者のネタが終わった時点で同率2位が3人も。最終決戦は2枠しかないので急遽審査員がスケッチブックで一番良かった芸人の名前を書くという、なんともお粗末な展開でした。

 

最終決戦の結果、お見送り芸人しんいちさんが優勝。今年も色々とツッコみたくなるような展開がありましたが、テレビ欄の縦読みの通りに時間を巻かずに生放送を終えて良かったと感じました。また、霜降り明星広瀬アリスさんの進行、5人いる審査員の採点の個性など良いと思える点があったので、来年もこの調子で決勝を放送してほしいです。でもやっぱりもう1時間欲しい。

 

私よりもR-1決勝を詳しく書いている記事も読んでみてください。

 

 

では、今週はこんなところです。

No.031 言葉

【2022年2月26日~3月4日号】

みなさんどうも、ノブユキです。ついに3月突入。春の改編期が近づいてきました。自分が聴いているラジオ番組は4月以降も続くのだろうか…YOASOBIのラジオ終わるの寂しい…そんなことを考える日々です。菅田将暉さんに代わって月曜日のオールナイトニッポンを担当する方は誰なのか楽しみです。それではまず目次をご覧ください。

 

今週の収穫ベスト3

2/26(土) ジョリーパスタ 窯焼きチーズパスタ〜グリルベーコンのカルボナーラ

昨年12月3日に「ラヴィット!」(TBS)で紹介されて気になっていたパスタチェーン店にようやく行けました。洋食店のプロが選んだラヴィットランキングで2位に輝いたメニューで(放送当時は播磨灘産牡蠣の濃厚クリーム)、たっぷりの熱々ソースが絡まったパスタや野菜を取り出す美味しさと楽しさ…お口の中がチーズでいっぱいになりました。


3/1(火)深夜 ニッポン放送Creepy Nutsオールナイトニッポン0」

今週は放送当日にR-指定さんが新型コロナウイルスの濃厚接触者になり、DJ松永さんのみで臨むことに。冒頭から持ち前のマシンガントーク全開で、日本とアメリカの音楽シーンの解説、さらに松永さんが好きな格闘技の話も。仮眠を取ってリアルタイムで聴いて良かったと思える1時間半でした。また2人でのトークも聴きたいです。

 

3/2(水) TBS「水曜日のダウンタウン

「芸人が今まで一番スゴいと思ったコメント調査」第2弾。ハリウッドザコシショウさんが紹介したのは、かつてTBSで放送されていた「ガチンコ!」の企画「ガチンコ漫才道」で講師のオール巨人さんが態度の悪い参加者を諭すコメント。モノマネやバラエティ番組などで何度もネタにされている名シーンではありますが、改めて見ると「パンパン」の言い方とイントネーションがとても面白かったです。言われてみれば「パンパン」の意味もよく分かりません。

 

編集後記

北京オリンピック閉幕から12日後となる4日、パラスポーツの祭典である北京パラリンピックが開幕しました。今月13日まで10日間行われ、日本からは29人の選手が出場予定です。なお、RPC(ロシアパラリンピック委員会)、ロシアの同盟国であるベラルーシウクライナ侵攻の影響で開幕前日に出場除外となりました。

 

IPC(国際パラリンピック委員会)のアンドリュー・パーソンズ会長のスピーチはとても力強いもので、「21世紀は対話と外交の時代のはずだ。戦争と憎しみの時代ではない」と「戦うのではない。競い合うのだ」「世界各国の当局者に呼びかける。アスリートたち同様、ひとつになり平和、理解、共生を促してほしい」と訴えかけました。

 

最後は英語で平和を意味する「Peace!!」を叫んでスピーチを締めくくったパーソンズ会長。ロシアと良好関係の中国で、しかも習近平国家主席の目の前でこのスピーチはとても感慨深いものがあります。この大会が平和的に行われ、アスリートのみなさんが活躍することを祈りたいです。

 



では、今週はこんなところです。

No.030 平和的

【2022年2月19日~25日号】

 

みなさんどうも、ノブユキです。テレビやネットの天気予報で花粉情報も伝えられる季節になりました。今のうちに鼻炎薬や目薬といった花粉症対策を。私は目がやられます…それではまず目次をご覧ください。

 

今週の収穫ベスト3

2/20(日) 北京オリンピック最終日

日本代表「ロコ・ソラーレ」が銀メダルに輝いたカーリング女子決勝では、取材で観戦していた日本テレビ辻岡義堂アナウンサーが第2エンドの途中で国際映像に映り込み。義堂アナは北京に滞在して以降、パンダの大会公式マスコットの名前にかけた「ギドゥンドゥン」として中国国内で空前の人気となっており、中国国営テレビの番組でインタビューを受けるほど。見事にカメラに抜かれていたので思わず笑っちゃいました。

 

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閉会式では、2026年に開催予定のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックのエンブレムがお披露目。開催年の「26」をモチーフとしたデザインですが、かつてTBSが使用していた筆記体ロゴにしか見えませんでした。いっそのこと、ミラノ五輪の開催中だけ、TBSは昔のロゴを復活させてほしいです。

 

2/21(月) フジテレビ「ミステリと言う勿れ」 ※ネタバレ含む

前編で主人公の久能整(菅田将暉さん)が、子供だけが助かって親だけが死亡する奇妙な放火殺人を追っていたら犯人と思しき男に存在を知られてしまい、巻き添えを食らいそうになるところから後編がスタート。ゲスト俳優の岡山天音さんと早乙女太一さんの怪しげで感情的な演技がとても光っていました。虐待やいじめを軸とした、辛くて切ないストーリーではありましたが「母親も追い込まれてるんですよ…」と諭す久能らしさが良かったです。

 

2/22(火) 中京テレビ「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」 ※ネタバレ含む

店主である78歳のおばあちゃんが一人で切り盛りする群馬県伊勢崎市の「せっちゃんうどん」を今年24歳の番組ADが取材したところ、そのおばあちゃんはADを泊まりこませ、風呂や食事も用意するほど。まるで孫のような扱いでおばあちゃんから無償の愛を受けるADさんか愛おしく思えてきます。最終日は常連客も一緒にADを駅までお見送り。とてもあたたかい気持ちになる回でした。

 

耳に残れば名曲です

福山雅治「群青 -ultramarine-」

2007年10月から1年間、テレビ東京ワールドビジネスサテライト」のエンディングテーマに起用されていました。世界情勢が荒れているときに沁みる一曲です。

 

編集後記

夏季五輪の開催地で初めて行われた冬季の北京オリンピック20日に閉幕しました。日本は金3つ、銀6つ、銅9つの計18個のメダルを獲得。冬季では史上最多記録となりました。

 

今回も数々の名シーンが生まれた北京五輪ですが、スキージャンプで高梨沙羅選手などが抜き打ちチェックによりスーツの規定違反で失格、スピードスケートで中国びいきの判定、スノーボード平野歩夢選手が五輪史上初の大技を繰り出すも得点の低さで暫定2位…といった数々のトラブルが発生しました。このような不可解な判定により、アスリートの4年間の努力が水の泡になってしまう場合もあります。

 

また、フィギュアスケートではROC(ロシアオリンピック委員会)のカミラ・ワリエワ選手のドーピング疑惑により、他のアスリートも順位が暫定となってしまう事態に。個人競技では4位となったため表彰式は無事に行われましたが、15歳に課せられたドーピング問題はとてもやるせないものでした。ロシアが国としてでなくROCとして出ている理由を改めて考えてほしいです。

 

来週金曜からは北京パラリンピック、再来年には夏季のパリ五輪が開催されます。出場するアスリートが判定やトラブルに振り回されることなく、無事に競技が行われることを願います。

 

 

では、今週はこんなところです。

No.029 意外性

【2022年2月12日~18日号】


みなさんどうも、ノブユキです。冬の北京オリンピックも間もなく閉幕します。平昌、東京、北京とアジア開催が続き、+1時間の北京を除いて時差なく中継を楽しめたのはとても大きいです。ちなみに、再来年のパリは+8時間。日本の得意競技がなるたけゴールデンタイムで行われますように…それではまず目次をご覧ください。

 

今週の収穫ベスト3

カーリング女子 初の五輪決勝へ

「氷上のチェス」とも称されるカーリングの試合展開と女子日本代表チーム「ロコ・ソラーレ」に目が離せない1週間でした。

 

12日のデンマーク戦では第10エンドの最後の一投で相手のストーンを2つはじいて3点を獲得する劇的展開で逆転勝利。スコアも8-7で野球のルーズベルトゲームのようでした。

 

日本の予選突破がかかった17日のスイス戦では敗北を喫しましたが、同時進行の韓国×スウェーデン戦でスウェーデンが勝利したため日本が準決勝進出。試合後のインタビュー中に知らされた吉報に本人たちは唖然。悔し涙が嬉し涙に変わりました。

 

翌18日の準決勝は昨日と同じくスイスとの試合。予選1位相手に日本が4点を取ったり、その直後に3点を取り返されたり、まるで縦列駐車のような入れ方でストーンが一直線に並んだりと、両者一進一退の攻防が続きました。日本が1点リードのまま迎えた第10エンドでさらに1点を加え8-6でスイスに勝利。日本のカーリング史上初となる五輪決勝進出を果たしました。

 

試合中の「ナイス~」といった掛け声でチームの明るさを感じ、夜遅くまで続いた試合の後のインタビューでは全員で「おやすみなさ~い」と気さくに挨拶するカーリング女子日本代表に金メダルが贈られますように…決勝は20日の朝です。

 

日本女子フィギュアの快挙と中村アナの実況

北京五輪で17日に行われたフィギュアスケート・女子シングルフリーで、日本の坂本花織選手が銅メダルを獲得。日本の女子フィギュアにとって2010年バンクーバー五輪浅田真央さん以来、12年ぶりのメダルとなりました。一方、ドーピング疑惑で渦中のカミラ・ワリエワ選手(ROC)はミスの連発で4位に。後味の悪さが残る競技ではありましたが、1~3位が暫定順位にならず、競技後に表彰式が無事に執り行われて良かったとも思います。

 

この競技を実況したのはフジテレビの中村光宏アナウンサー。まるで語りかけるような落ち着いた喋りで、「○○はトリプルアクセルだけではありません」といった選手の魅力をさらに引き出す実況は聞いていて心地よさを感じました。同局のフィギュア中継での経験が、北京五輪でも遺憾なく発揮されていました。中村アナの実況はフィギュアスケートファンからも信頼されています。

 

ランジャタイの相席旅 ※ネタバレ含む

15日放送の「相席食堂」(ABCテレビ)では、昨年のM-1グランプリのファイナリスト9組が片方の地元でのロケで面白さを競う「街ブラ-1グランプリ」が今年も開催。2週目はくじ引きにより、ゆにばーす・ランジャタイ・真空ジェシカのVTRがオンエアされました。各コンビ名だけを見ても濃いのに、実際のロケもかなり濃かったです。

 

 

 

特にランジャタイが訪れたボケの国崎和也さんの実家と行きつけの店は全くの嘘。さらにツッコミの伊藤幸司さんは途中で角刈りになる展開。ここまでスーパークレイジーな相席旅は初めてかもしれません。大悟さんは「そのほうが本人たちが喜ぶ」ということで0点を出していました。

 

耳に残れば名曲です

ブラックビスケッツ「Timing」

12日深夜の「ランジャタイのオールナイトニッポン0」(ニッポン放送)で3時台の最後に流れたのは、1990年代後半に「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」(日本テレビ)で誕生したユニットのミリオンヒット曲。ナンチャンこと南原清隆さんをよくネタにしている漫才コンビのラジオならではの選曲です。4時台冒頭では「Timing」とはっぱ隊の「YATTA!」の曲の一部を使ったネタコーナーも。腹がよじれるほど笑いました。

 

編集後記

北京五輪で2つのメダルを獲得したスキージャンプの小林陵侑選手は、競技以外でも魅力的な方でした。

 

7日のスキージャンプ混合団体では、スーツの規定で1回目のジャンプが失格となり落ち込んでいた高梨沙羅選手に言葉をかけたり、2回目のジャンプの後に涙する高梨選手を抱きしめて慰めていました。

 

銀メダルに輝いた12日のラージヒル決勝後のセレモニーでは、メダリストに贈られるパンダの大会マスコット「ビンドゥンドゥン」を胸元のゼッケンに入れて日の丸を掲げたり、そのまま各国の記者のインタビューに応じていました。とてもかわいいです。

 

また、後日にはインタビューで、メダルを入れるためのケースをジャンプスーツの切れ端を使って自らミシンで縫って作成していたことを明らかに。競技だけでなく人柄でも魅了した小林選手はスキージャンプのワールドカップに出場するためフィンランドへ。これからのさらなる活躍に期待します。

 


では、今週はこんなところです。